2021年8月31日火曜日

「遊ぶおもちゃと、遊ばれるおもちゃ」

こんにちは。

先日、銀杏の木を見上げたら、ついに小さな葉の赤ちゃんが生まれていました。桜が散る頃にちゃんと出てくる自然のサイクルを目にすると、「子どもにも成長のサイクルがあるのだな。」と実感させられます。

成長のサイクルの中で、子どもの生活に現れる独自の活動を、モンテッソーリ教育では「敏感期」と名づけています。敏感期?なんだかよくわからない・・と思いますが、決して言葉そのものにとらわれる必要はありません。

敏感期の説明は詳しくは検索して頂くとして、簡単に言うと「子どもがある能力を身につけようとして、そのある物(こと)にとても敏感になって、自分から働きかけて、何度も繰り返す一定の期間」ということです。とくに6歳までの子どもは次から次へと敏感期が現れます。

モンテッソーリ おもちゃ 敏感期

例えば、ボウロをつまんでは放り投げる、水を出したり止めたり、壁のでこぼこを指でなぞる、紙をくしゃくしゃにする、階段を上りたがる、などなど、普段の生活で子どもを観察すると、自分の子どもがその時期にどんな能力を身につけたいと望んでいるかがよくわかるはずです。

かたや、最近気になる子どもの遊び。

児童館に行っても、公園に行っても、必ず見かけるのは携帯ゲーム機でずっと遊んでいる子ども達。ゲームそのものへの考え方は家庭によって違うと思いますが、出生児縦断調査などによると、ゲームを始める年齢が5歳くらいにまで低年齢化してきているそうです。

5歳、といえばまだまだ敏感期の真っ只中。退屈な場所であればともかく、たくさんの遊具、自然、工作、本などがある場所で、それに見向きもせずゲームに没頭しているのは、あまりに勿体ないことではないでしょうか。

☆遊ぶおもちゃと遊ばれるおもちゃ

指でボタンを押すだけで、音声や光や映像によって遊びを与えてくれる魅力的なおもちゃが世の中にはあふれています。

一見して子どもが飛びつき、欲しがるので、ついつい与えたり頂いたりしがちですが、あら、もう飽きちゃったの?という経験ありませんか。私は実際に何度もしてきました。(もっともゲームは、飽きないように大人の戦略が盛り込まれているそうですが・・・。)

遊ぶおもちゃと、遊ばれるおもちゃ」モンテッソーリ 敏感期

子どもをよく観察して、敏感期かな?と思う活動を見つけたら、それに関する遊びを与えてみてはいかがでしょう。敏感期の子どもはおもちゃに主導権を握られるより、自分が主体となって遊べるおもちゃに夢中になることで、より成長すると考えられます。

・新聞紙(びりびり、紙ふぶき、筒にする、家を作る、洋服を作る、ボールにする)

・毛糸(ぐるぐる巻く、あやとり、スパゲッティ作り、指編み、体や部屋を測る、ちょうちょう結び)

・ストロー(水をうつす、しゃぼん玉、曲がるストローで工作、触角にして虫ごっこ、はさみで切り目を入れて花形に開く、切ってテグスを通してアクセサリー作り)

・空き瓶(フタとビンの合わせパズル、紙粘土をつけて入れ物づくり、紙の小さな玉を作って投げ入れる、水を汲んで違うビンに移しかえる、花から色水作り)

つみき、ドミノ、ブロックなどは言うまでもありませんが、少し想像力を働かせれば、家の中にあるものがたちまちおもちゃに変身します。

ちなみに小学校の受験でも、このようなものがよく使われるそうですから、やはり子どもが主体的にどう活動できるか?というのは、その子どもの成長を知る大きな鍵なのかもしれません。

ゲームに子守りを任せずに、子どもの敏感期を発見してみましょう!

さくら

2021年8月20日金曜日

「子どもが主体になる遊び、空きビンを使って」

 こんにちは。このところ春の雨が続いていますね。

子ども達が1歳と3歳という頃、まだ幼稚園も通っておらず、雨の空を見上げながら「外で遊べないな~」と残念に思ったものです。そんな中で、日々、子どもを観察していて発見したこと・・・

「遊ばされるおもちゃ」つまり、ボタン1つで遊びを誘導してくれるような物には、本当に短い時間しか興味を持たないということでした。(詳しくは先週の記載をご覧下さい。)

「子どもが主体になる遊び、空きビンを使って」コドモンテ,モンテッソーリ教育,食育,子育て,幼児教育,小学校受験,sakuraedu.net

子どもが主体となって、自分で考えて動けば、時間を忘れて遊び出します。今週は具体的に「空きビン」を使った遊びを紹介していきます。

☆空きビン遊び(ジャムなどの容器、ペットボトル、などフタの取れるものをためておきます。)

①パズル

形、大きさ、の違う空きビンを用意します。初めに、ビンとフタを子どもによく見せて触らせます。フタの閉め方をゆっくりと見せて、実際に子どもに開け閉めを体験させます。

初めて挑戦する時は見本を見せましょう!2種類のフタとビンを別々に置いて、「どのフタが合うかしら?」と聞いて、ちゃんと閉まるフタを探します。 子どもがやりたそうにしたら、もう一度フタとビンを別々にして、「やってみてね」と声掛けしましょう。慣れたら、ビンの種類を増やしていきます。

②小豆落し

ペットボトルを用意します。小豆を小皿に入れて、親指、人指し指、中指を使って一粒ずつつまみ、ペットボトルに落していきます。これも①同様に見本を見せましょう。

上手にできるようになったら、豆の種類を増やして、種類の分だけボトルも増やし、落す時に分類していきます。さらに数の敏感期にある子どもには落す時に「いーち、にーい」と数を数えるのも楽しい事でしょう。

この遊びを充分に楽しんだ後は、マラカス作りです!豆を入れたボトルにフタをして、好きな絵やシールを貼ったら、ダンシングタイム!豆の種類や数に よって音に違いがあることに気づくと思います。(モンテッソーリ教具には、中味が見えずに音の大きさだけで聴覚を鍛える「雑音筒」というものが配置されて います。)

③輪投げ

空きビンをいくつか並べたら、ビンを的に輪投げに挑戦しましょう。輪がなかったら、厚手のボール紙を切り抜けば、あっという間に出来上がります。

さらにビンのフタを開けて並べて、紙で作った小さな玉を入れるという遊びに発展することができます。

④ボーリング

大きなペットボトルを並べて、ボーリング、うちではボトルごとに点数を変えて、高い点数のものは当たりにくい所にするなど発展させました。小さなゴムボールがあればそれで良いですし、いらない紙を丸めてガムテープで貼った、ごつごつボールも不規則な動きで大変面白いです。

⑤花瓶づくり

紙粘土が扱える子どもなら、ジャムや牛乳などの空きビンに紙粘土を貼って花瓶づくりを楽しめます。紙粘土が柔らかい内なら、ビーズを埋め込むことができます。乾いたら、水彩絵の具で色づけして、工作ニスを塗れば完成です。(ニスは大人がやりましょう。)

雑草のお花を摘んできて飾れば、大満足の出来栄えです。

⑥数の勉強

もう少し大きくなれば、数の勉強にビンは大変役立ちます。

同じビンをいくつか準備して、おはじきやキャンディを分けたり、集めたりしながら、算数を学ぶことができます。うちでは、ビンに動物の顔を貼って、 動物の仲間全員にキャンディを分けるとか、キリンとゾウのキャンディを合わせるとか、ライオンがイヌの分を取っちゃったとか、ストーリーを作ることで楽し く遊ぶことができました。モンテッソーリ教育では装飾を省き、吸収するための性質を取り出してシンプルに見せることを重要視していますが、この場合は遊び として、楽しむ要素もあって良いように思います。


参考まで、小学校受験のペーパーに何度も、何度も出てくる、「みんなに分けるといくつずつで、あまりはいくつでしょう」「みんなに○個ずつ分ける と、いくつ必要でしょう」の問題、子どもは紙の上だけで学ぶことは困難です。もし、つまづいている場合、ビンが助けになるかもしれません。

さてさて、ここまでやれば、たかがビン、されどビン、という気分になってきます。まだまだあるのですが長くなってしまうので、また機会を見つけてご紹介したいと思います。次回は新聞紙かな?

ビンの取り扱いにはくれぐれもご注意下さいね。

さくら

2021年8月17日火曜日

「日進月歩で、親も学ぶネット社会」

突然ですが、お子さんにスマホを持たせていますか?

日進月歩で、親も学ぶネット社会 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

震災の影響もあり、またお稽古や塾通いなど、小学生の内から使用するケースも増えていると聞きます。

現代の子ども達は、次々と新しくなる通信機器や、ネット社会を享受していく世代なのでしょう!

先日、小学生の保護者を対象にした、「ネット社会」に関する講座に参加してきました。

色々なワークショップや、講座を体験するたびに思うのは、「子どもの知識に、親が付いていけない。」という現実です。

何やら、子どもが楽しんでいる画面をのぞくと、ライン、インスタ、TikTok、フェイスブック等、横文字が並び、子どもはそれをスイスイ~っと、操っています。

私達世代は、本当にうっかりすると、ネット社会の進化に付いていけない!

その状況をあざ笑うかのように、悪質なトラブルが後を絶ちません。

今回の講座には、携帯電話会社の方と、消費生活センター相談員の方がいらっしゃいました。

スマホを介した、ネット上でのトラブルはうなぎのぼり、アダルトサイトのトラブル相談が、

相談件数トップになっているそうです。

ネット社会を怖がって、禁止、抑圧するのは簡単なこと。

でも、親が知らない内に知識を得て、子どもはどんどん先に進んでいくかもしれません。

講座で、印象に残った言葉をシェアします・・・・・

インターネットがよく分からないがゆえ、リスクがぼやけていませんか?

もしネットを介さず、「知らない人がお金をよこせと言った。」「色んな人に名前と写真を配って歩く。」

「会ったことない人に、友達になろうって言われた。」などがあったら、大問題ですよね!

と。

おおいに納得したのでした。

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私がこれからしていきたいな、と思うのは、新しい機器やサービスを子どもが使用する時は、

一緒に説明を読み、使い方を覚え、どんなリスクがあるのかな?と考えることです。

当たり前のようですが、苦手意識があったら結構ハードルは高いです(汗)!

でも、子どもの自主性を重んじることと、リスクを回避するために準備をすることは、

一緒クタにすべき問題ではない、と、携帯電話を手離さない子ども達を見ていて実感しています。

さくら



「映画<いまを生きる>を、観なおしました」

 年末に、子どもの担任の先生から、「いまを生きる」という映画を、ぜひご覧ください、とすすめられました。

映画<いまを生きる>を、観なおしました  コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育   コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

ロビンウィリアムズが教師役の、かなり前の映画です。

もちろん観た事はあったのですが、あらためて観なおしてみました。

規律厳しい全寮制の進学校で、エリート教育を受けている思春期の生徒達の前に、

一見、型破りな教師が赴任してきます。

この教師に出会い、生徒達がどんどん変わっていくさまが描かれ、そしてある重大な事件が起きてしまいます。

主人公の子の親に、ハラハラしながら、「そうじゃないよ、そうじゃないよ。」と伝えたくなりますが、

ふっと自分を振り返って、「教育ってなに?子育てってなに?」、そして「私だって同じことがあるかもしれない。」

と、考えさせられました。

以前に観た時には、自分に子どもがいなかったせいか、1つの作品として楽しみましたが、今回は違います。

観終わってからも、ずしん、と響いています。

今年、どんなふうに子ども達と接していこうかな?

そんな気持ちを改めて考えています。

思春期は一般的に、中高生と捉えられていますが、子どもの変化は10歳前後から始まっています。

このプレ思春期の子育てをしている方に、ぜひお薦めしたい映画です。

一緒に観ていた我が家の子ども達、終わっても涙が止まらず、しばらく浸っていました。

でも、子ども達は、視線が違って、教師と子ども達の間に芽生えた絆に感動したそうです。

さくら

「切る、切る、子どもの大好きな仕事です」

 こんにちは♪♪ さくらです。

ブログで紹介されていた、小さな子どものためのお料理教室に、見学(お手伝い)に行って参りました。

2歳からの小さなお子さま方が参加して下さり、その小さな手をしっかりと使って、自分達の作業に集中、没頭されていました。

小さなお子さまが、複数いらっしゃるとは、とても思えない静かな時間が流れた後、野菜いっぱいの献立でも、好き嫌いなくモリモリと召し上がる、イキイキとした顔。その目には間違いなく、「自分でやったら、楽しかった!」という喜びが見えていました。

見学者にとっても、とても楽しい充実したひとときになりました。

そして思ったこと。子どもって「切る」のが好きだな~という事です。思えば、うちの子ども達も、紙をハサミでチョキチョキ・・・とにかく「切る、切る!」が、大好きの時期を経て、ナイフ、包丁でキュウリやナスを「切る、切る!」も、さんざんやりました。

お料理教室で、野菜を「切って」いる時の子どもは、刃物を扱うせいか、他の作業をしている時に比べて、さらに集中力を高めているように見えました。そして切り終えた後、どの子も「ふう・・・」と安心しながら、とても嬉しそうに見えます。

これを利用する手はありません。どんどん子どもの集中力を高め、達成感をプレゼントしましょう!それで思いついたのが、以下のメニューです。エコクッキングとして、子どもと一緒にチャレンジしてみましたが、味もなかなかよろしく、満足感の高いメニューでした!

☆エコのみ焼き☆

「切る、切る、子どもの大好きな仕事です」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て
1.野菜の切れ端、皮、(よく洗ったもの)、そして冷蔵庫などの残り野菜を小さめに刻みます。「切る、切る!」

この時は、赤ピーマンの屑、エリンギの根元近辺、ジャガイモやニンジンの皮、キャベツの芯、ブロッコリーの芯などを使っています。

「切る、切る、子どもの大好きな仕事です」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

2.お好み焼きの粉、タマゴ、水、冷やご飯、肉や干しエビやキリイカでたまたまある物、を適宜入れ、もったりするまで混ぜる。




「切る、切る、子どもの大好きな仕事です」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て
3.普通のお好み焼きの様にフライパンで焼き、仕上げにソースやマヨネーズをかける。




私としては、冷やご飯を入れるところが、ポイントかな?と思いました。野菜のくず類は、味は良いのですが、食感がイマイチなので、冷やご飯を入れることによって、全体がもちっとしてまとまりが出来るようでした。

小さいお子さんでも十分、「切る」の作業を満喫できますし、もし切る物が硬かったら、少し電子レンジで加熱するか、さっと茹でることで、使い易いテーブルナイフでも、「切る」ことが出来るようになります。

ぜひお試しくださいね。

でも、どうして子どもは、「切る」のが好きなのでしょう?やはり集中できる活動だから?普段、扱えない包丁を持てるから?、それとも、食糧を口に入れるための本能?・・・・?

子ども達を見ていると、新たな「?」が尽きません。いつまでたっても、この「?」と向き合い、忍耐強く見守っていかねば。さあ、いよいよ12月、あ と1か月で今年も終わります。私も書きながら、改めて年末までの子育て目標をたたき出しました。**;/^では,良い一週間を。

さくら

「いつも味方よ、という気持ち」

 こんにちは、ゴールデンウィークも終わり、また日々の生活が戻ってきましたね。

今朝の日経新聞に、母の日にちなんで発表された米国の調査が掲載されていました。内容は「子育て中の専業主婦の年棒がどれくらいになるか試算し た」というものです。その結果、基準時間を超えた平均労働時間(つまり毎日が残業)、調理、清掃、運転手など・・を計上すると1200万円になるというも のでした。なんとも面白い試算を画策するものですね。

さてさて、今回はモンテッソーリ教育のことではなく、子どもとの関係について、ちょっと「つぶやき」です。

調理、清掃、運転手、そして教育。母親の仕事は確かに多岐にわたります。しかしながら、自分の生活そのものが子育てと並行しており、相手は書類でなく人間なのですから、「仕事」と一言で表すのは不適当かもしれませんね。「役目」とでも表現しましょうか。

最近は、「聞き役」という役目、「励まし役」という役目になることが、本当に多くなりました。小学校高学年から、きっと中学生くらいまでは続くのでしょうか、子どもながらも抱える「人間関係」の悩みについて。

思いやりのない態度、子どもならではのキツい言葉、秘密の共有、仲間はずれ、楽しいことの合間に、毎日ちょこちょこと起きるトラブル。自分がしてしまったり、周りからされたり。

大人から見れば、「そういう時期だから」とか「自分もやってるでしょう」とか「すぐ状況が変わるでしょう」というような事でも、子どもは意外に傷つき、その傷を克服することで成長していくようです。

親として、悩んでいる子どもを見ているのはつらいので、ついトラブルを回避する方法や、解決策へ導いてしまいそうになります。でも、悩みを克服して 成長するのは子ども自身、親は心臓がドキドキしながらも、胃がキリキリしながらも、拳を振り上げたくなっても、がまんがまん・・・。

心の中で、エールを送る、「つらいけど頑張れ!」と。

そんな時に、いつも思い出すのは、山崎房一さんの「子どもを伸ばす魔法のことば」(PHP文庫)の中にある、三つの魔法のことばです。

「いつも味方よ、という気持ち」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て
  「大好きよ」

  「宝物よ」

  「味方よ」

この言葉、とても照れくさいのですが、子どもにそう声を掛けると、自分の中から強い力が湧いてくる気がするから不思議です。本当にシンプルな言葉なのに、本気でそう思っている自分に気づかされます。

いつも味方だから、大丈夫、安心して!と力添え。

ところが、この娘たち、私がしょんぼりしている時に「いつもママの味方だよ」と言うのです。気持ちがじわーっと強くなって、きっと大丈夫!と思えて来ます。子どもの力になっているつもりが、力にもなってもらっている・・ダメなママかも@@;。

今日は、つぶやきを書きました。でも、学校から帰って来て、気持ちが荒れてるかな?機嫌悪いかな?と思ったら、理由を掘り下げて聞き出すよりも、ちょっと思い出して頂けたら嬉しいです。

「いつも味方よ」と声に出したら、気持ちが湧き上がってくるかも!子どもにもその気持ち伝わると思います。きっと。

さくら

「いつも味方よ、という気持ち」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て





「お年玉一考」

こんにちは^^/   さくらです。

早いもので年が明けてしまいました。

毎年、元旦になると色々と考えてしまうのが、子ども達のお年玉です。

各家庭によって方針が大きく違うのが、特徴ではないでしょうか。できたら、我が子と同年代の子に、1000人調査してみたいくらい、興味深い内容です。

お年玉を握りしめて、おもちゃ屋さんやデパートに嬉々として出かけた、自分の子ども時代を思い浮かべながら。

「お年玉一考」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

物価がン十年前とは、変動しているように見えて、実はバブルの崩壊や輸入品によって、安くなっている物もあり。

でも、子ども達にとって魅力的な商品は、背後にあるポケットから流出されるお年玉を狙ってか、かなり高額な物もあり。

さてはて、おいくら位が適正なんじゃろか。

子どもの絶対数が少ない家庭ですと、出す側の負担も少ないためか、一人の子どもに対する金額が多くなる傾向もあるようです。

子どもによっては、銀行や郵便局に10万円以上も預金をしているという話も聞きます。

少しだけ、周囲のママに聞いてみると、

①全額預金、②一部手元に、あとは預金、③手元に置いてお小遣い代わりなどなど これまたさまざま。

正解はないのが当たり前です!

私の一考はというと・・・・

⇒お年玉を下さる方には事前に大金を入れないようにお願いをする

⇒頂いたら親の前で数えさせる

⇒前年の貯金箱の残金を数える

⇒1年間に子どもが使いたい希望金額を算出させる

⇒親が納得できたら、前年の残金+お年玉の中から差し引いて貯金箱へ

⇒それ以外を預金に入れる

⇒必需品でなくても欲しい物がある場合、何を買うか相談して貯金箱から出す

こんな感じです。

誰かの言葉(すみません、お正月ゆるみで思いだせません。)で、

「子どもをダメにしたかったら、欲しい物を全部買ってあげて、好きなようにお金を使わせなさい。」とありました。

それぞれの家庭で、お金を使う上でのルールを話し合いながら、「自立心と自律心」を養っていけると良いですよね。

子どもの口から、「もったいないから買わないよ。」なんて言葉が出たら、日本の未来も明るい!かな??

さあ!!「今年も素敵な一年になりますように!!お付き合い宜しくお願い致します。

さくら

「鍵、好きですか?」

 こんにちは、さくらです。

「鍵、好きですか?」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て
突然ですが、お子さん達は「鍵」好きですか?

我が家の子ども達は、2歳前後の頃に鍵が大好きな時期がありました。

私のキーホルダーを、いつの間にか手に持って、振ったり、ジャラジャラ鳴らしたり、一つ一つしげしげと眺めたり。

そして、自分で扱えるくらいになると、家の鍵を開けたがりました。

そうそう、自転車の鍵などにも、興味を持っていたっけ。

…そんなことを思い出したのは、先日行った100円ショップで、さまざまな鍵が売られていたからです。

当時、100円ショップが台頭してきた頃でしたが、鍵などは無かったように思います。

加えてその頃は、子どもの活動に使える物を、ゆっくり物色している余裕も無かったですしね。

今回は、1歳くらいのお子さんに、何か面白い活動を紹介しよう!と思い、探しながらの時だったので、目に入ったのかもしれません。

もちろん安価ですから、きちんとした鍵というわけにはいきませんが、チェーンのもの、錠前のもの、結構な数の種類が揃っています。

もし鍵にはまっている時期ならば、まずはこんな活動をしてみてはいかがでしょう。

☆合うカギはどれかな?

<準備>

・同じ形の箱を2つ用意します。

・片方には、鍵を開けた状態の、チェーンやその他の鍵を3-4種類入れておきます。

・もう片方には、それに合う鍵をバラにして、入れておきます。

<見本の見せ方>

・「鍵がかかるのを探してみるね」と声を掛けて、1つ取って鍵を差し込んでみます。

・鍵が掛けられたら「合っているね」、違っていたら「違うね」といって、箱の外に置きます。

・全部、できたら「やってみる?」と聞いてあげましょう。

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ちなみに、我が家には、プラスティックのきれいな色の鍵のオモチャがありましたが、子ども達は本物にこだわっておりました。

そうそう、本物の鍵で遊ばせていると、なぜか紛失してしまう事がありますので注意!

子どもは、ブラックボックスの入り口を知っているのですね、きっと。

子ども専用で、いつでも遊べる鍵を、環境に準備することで、双方ハッピーとなるはずです。

さくら

「小さな冒険、連休に時間があまったら」

 こんにちは。さくらです。

今回のGWは土日と重なってしまったため、幼稚園や学校に行っている子ども達は、最高でも4連休ですね。

どこもお出かけの予定がないよ~、という時におすすめしたい遊びをご紹介します。

☆小さな冒険

①自分の住んでいる町、いつも通る道、そこから一本外れたり、少し足を伸ばして、「新しい発見」を探しに出かけます。

子どもが退屈で、ゲームやテレビをしているようなら、「小さな冒険に出かけない?」と誘ってみましょう。

できたら帰宅後すぐに作業できるように、模造紙を準備しておくと良いでしょう。

②持ち物は「冒険セット」を子どもに準備してもらいましょう。

帽子、手帳、ペン、虫めがね、望遠鏡(おもちゃだって構いません)、水筒、巻尺、ビニール袋、方位磁石などなど。

③準備ができたら出発します。歩きやすい靴でね。

まずは道を歩く時の「注意事項」を確認します。

「小さな冒険」のルールは簡単、「新しいものを発見すること」と、帰ったら「地図を描いて発見したものを載せること」です。

家を起点にして、自分たちがどの方向に進むか、進んだのか目印を見つけながら歩き出します。

④最初はどんなものが「新しい発見」なのか、子ども達はよくわからないと思います。そこで大人が少し大げさに発見してみせます。音やにおいも、面白い発見です。

公園にある巨大なスピーカー。

道路脇の用水路。あるいは下水の音。

蟻の巣の出口、行列。

なぜか巻き寿司を売ってるお菓子やさん。

豆腐屋さんのおからのにおい。

使ってない駅舎。

行き止まりの小道。

小さいけれど素敵なお花やさん。

発見したものをメモしたり、葉っぱや花びらを採集しながら進みます。この時に、以前ご紹介した、「実況中継ごっこ」(見えるものや状況を、交代に説明しながら歩く。)も楽しめます。

⑤家に帰って来たら、模造紙に起点となる自分の家を描きます。

そして冒険した道、発見したものなど、自由に描いていきます。もちろん幼稚園時代の我が子達を思い出すと、かなりぐちゃぐちゃ。地図とは呼べないものが出来上がります。

でも冒険の記録や地図を描くことで、小さくても「自分も社会を構成する一員なんだ」、ということを、心のどこかで意識できるような、そんな気がする遊びです。

成長するにつれて現れる、子ども達の「いざこざ」の中に、身を置くことがあっても、大きな社会の中の小さな小さな社会で起きていることだ、と思って欲しいな。

子どもが成長しつつある今は、そんな事を思いながら、こんな遊びを思い返してみました。

素敵な連休をお過ごし下さいね。

さくら

「小さな冒険、連休に時間があまったら」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


2021年8月16日月曜日

「曲がるストローで作る、指先を鍛えるおもちゃです」

 こんにちは、さくらです。

「子どもの脳を育てる」・・というフレーズ、最近では本当によく目にするようになりました。モンテッソーリ教育では、子どもの脳を育てるためには、「動きながら学ぶ」ことが重要だと表現されています。

つまり、子どもが五感を目一杯に活動させて、外部からの刺激を敏感に受け取る、するとその刺激をどう処理しようかな?と脳が「考えて」、筋肉に指示を出す、筋肉は脳の指示通りに体を動かす。これを「動きながら」と表現しているのだと思います。

この一連の動きを繰り返し、繰り返し、行なうことによって、脳の細胞が活性化されると言われているのです。

そのように言ってしまえば、少々難しく感じるかもしれません。

でも、子どもをよ~く観察すれば、ほら、体のあらゆる筋肉を使って、微細な動きを繰り返し、繰り返し行なっている様子、見られませんか?

私は、自分の子どもが1歳の頃、ぬいぐるみなどの端に付いている、小さなタグを小さな親指と人指し指で挟んで、ねじねじ(わかります?この表現。)していたのを、可愛かった仕草としてよく思い出します。

指先の筋肉を鍛えていたのかな?今になるとそんな風に考えてしまいます。

今回は、「指先ねじねじ」の動きを獲得する、遊びをご紹介します。

☆ストロー鉄棒

①曲がるストローを2本用意して、飲み口側を片方差し込みつなげます。セロテープでしっかり留めましょう。

「曲がるストローで作る、指先を鍛えるおもちゃです」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

②鉄棒にぶらさがる人や動物の絵を描いて、手のところを長く残して、切り抜きます。




「曲がるストローで作る、指先を鍛えるおもちゃです」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

③手をセロテープで固定したら出来上がり!

④それぞれのストローを両手の指先で持って、外側にねじります。すると、ぶらさがった物は上手に逆上がりします。

私が実際に子どもと作った時には、もっと簡単に初めは旗、そしてサルの形などから作ってみました。

両方の指先を同調させて上手にねじると、スムーズに逆上がりできるので、とても楽しいですよ!

では、いよいよ二学期の始まりです。今年の終盤に向けて、また子どもの様子をよ~く見て、成長を楽しみましょう。新たな気分で素敵な9月をお過ごし下さいね。

さくら

「絵ハガキで簡単、手作りパズルのすすめ」

こんにちは、さくらです。

先週、三角形パズルを撮影しようと箱を開けたら、出てくる出てくる・・・手作りパズル。我ながらこんなに作ったんだな!と驚いてしまいました。

先週の三角形パズルを発展させた、四角形やひし形などはきりがありませんが、今回は「絵パズル」を紹介します。

市販のパズルは6ピースくらいからあり、手に持ちやすくパチンとはめ込むことができるので、かなり小さい内から親しむことができます。

ただ、子どもが大好きなパズルも、成長と共にすぐ出来てしまい、何度かすると絵に飽きを感じてしまうことを発見!

そんな時、「そうだ、出来てる絵を切ればいいんだ」という何とも安易な発想で作り始めたのが手作りの絵パズルです。

これが子ども達にうけて、なかなか好評。というのも、意外に難度が高い上、市販の物のようにパチンとはまらないので、慎重に置かないと絵がずれてしまうのです。集中、集中!

☆手作りパズル

①絵葉書を切りました

「絵ハガキで簡単、手作りパズルのすすめ」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

絵葉書を切る時には、

・絵がはっきりしている物を選ぶこと

・色や形がヒントになるように切ること(この写真の場合は、ハムスターとボール)

・角は残すこと(子どもは角をヒントにします)

②イラストを作成して切りました

「絵ハガキで簡単、手作りパズルのすすめ」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

イラストを作成する時には、

・絵のアウトラインをはっきり描くこと

・色ははっきりした物を使用すること

・あえてヒントになる図柄を加えること(この写真の場合は葉っぱ)

先日、読んだ齋藤孝さんの本に、難しい数学の問題を解くことは、「実生活では役に立たないから要らない」という考えを持つ人が多いけれど、数学の問題を解くことは「論理的思考を学ぶこと」で、数学的知識を増やすためだけではない、ということが書かれていました。

この時、浮かんだのがパズルです。

パズルも実生活ではあまり役に立つとは思えません。でも、子どもが「あーかな?こーかな?」と、ピースをくるくると回転させながら、色や絵を手がかりに考えてみること、これは物を見るとき様々な視点や角度から考える練習になっているのではないかな、と思ったのです。

ぜひ、手作りパズル、挑戦して下さいね。なかなか難しいので、今日も箱から出して、完成するまで少し時間がかかりました@@;

さくら

「サイコロの目を数えてみよう」

 こんにちは、さくらです。暑い週末でしたね!いよいよ夏本番、子ども達と過ごす夏休みを、思い出に残る時間にしたいですね。

私の反省を含め、また余談です。

子どもが小さい時、夏休みが来ると「あれもしたい、これもしたい」と欲張ってしまって、家で何もしないでゆったりしていると、気が焦ってしまう時期がありました。

今、思えば日々「敏感期」を見せてくれる時期だったからこそ、その吸収力に目を見張り、うずうずしてしまったのかもしれません。でも、少し成長してみると、そういう何もしない時間にこそ、子どもをじっくりと観察していれば良いのだな~ということに気づきます。

そう、「じっくり」。これが肝心ですね。この「じっくり」がないと、大人の気持ちが勝ってしまって、本質的に子どもが求めていることが見えなくなることがあると思うのです。

さて、本題。そんな観察の結果、「数を数えたがる」という時期を発見した時に、楽しい遊びをご紹介しましょう。モンテッソーリ教育に使われる算数教具には、色ビーズや金ビーズという実物で数を体験し、数の概念を学ぶ教具が配置されています。

これは大変に素晴らしい教具なので、機会があったら是非、教具の実物をご覧になることをお薦めします。

でも、今から紹介する遊びは、誰でもどこでもできる簡単な数の遊びです。

☆サイコロの目を数えよう

「サイコロの目を数えてみよう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

これは、木でできた角のないサイコロです。初めは「1」から順番に、数えていきます。そして、実際に手にとってみて、どんな順番に数が並んでいるか、数を表す点がどのように配置されているか観察してみましょう。

それでは、サイコロを振って出た数を、指を指しながら声を出して数えてみます。初めは大人がやってみせましょう。

一つのサイコロで、上手にできるようになったら・・・

「サイコロの目を数えてみよう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

ゼリーの空カップにサイコロを二つ入れて振り、いっぺんに出します。

さあ、いくつになったかしら?一つずつ数えてみましょう。何度も繰り返す内に、子どもは目を見るだけで一瞬で足した答えがわかるようになってきます。

それが上手にできるうようになったら、さらに・・・

「サイコロの目を数えてみよう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

目が読みにくい小さなサイコロに替えて、数もどんどん増やしていきます。さて、どこまで進めるでしょうか。

子どもは目の配置を記憶するので、目を数えなくても見た時に数を把握します。本当に子どもの力ってすごい!


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暑くてバテ気味のお子さんには、固く凍らない保冷剤質の枕を使うと良いですよ。うちの子ども達も、今夜はこれを使って眠っています!

ではまた次回。さくら

「果物や野菜、水の浮くの?沈むの?」

 こんにちは、いよいよ梅雨も本番で子育て中のお母さんにとっては、家の中で「さて、何しようかな?」と迷う季節ですね。

そこで今日は、冷蔵庫の中にある野菜や果物を使って、文化教育といきましょう!

☆野菜や果物、水に浮くかな沈むかな?

1)キッチンで大きめのタライに水を張ります。分別のつく年齢になっていれば、お風呂に水をためても大変面白いです。

2)準備した野菜や果物の名前を知っていれば確認をします。知らない場合は、「これは、ごぼう、です。」と名称を明確に伝えましょう。

3)野菜や果物を1つずつ、タライに入れます。

その時に言葉がけをします。「ごぼうは水に浮くかしら?沈むかしら?」「ごぼうは沈みます。」

「メロンは水に浮くかしら?沈むかしら?」「メロンは浮きます。」といったように、1つ浮かべては取り出して、全部のものを試してみます。

(写真では一緒に入れていますが、1つずつが良いと思います。)

「果物や野菜、水の浮くの?沈むの?」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て



4)一通り終わったら、お皿を二枚用意して、浮くものと沈むものに分類してみましょう。

「果物や野菜、水の浮くの?沈むの?」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て



5)<発展>

①幼稚園児くらいであれば、見た目と「浮き沈み」に違いがあることに興味を持つので、始める前に予測を立てるのも、楽しい活動になります。

「メロンは浮くと思う?沈むと思う?」

「きゅうりは浮くと思う?沈むと思う?」

その場合は、かぼちゃやスイカ、里芋など、見た目と浮き沈みにギャップがありそうな物を選ぶと尚、興味深いと感じるようです。

②さらに多くの野菜や果物を体験したら、「浮く」と「沈む」の分類について考えてみましょう。

子どもが色々と考えて、何かつかめるのが理想的ですね。

一般的には、収穫前に土の上にある物は浮き、土の下にある物は沈む、と言われています。ただ、最近は外来の野菜や果物が多く、また品種改良などによって、多少変わってきているようです。

例えば、私達や子ども達に親しみ深い「トマト」などがその例です。以前の酸っぱいトマトは、水に浮かべて冷やしたものです。

ところが最近のトマトは、大きいものは種類によって、浮き沈みが分かれますが、ミディトマトやプチトマトはたいてい沈みます。糖度のちがいかなと思います。

実は、当然トマトは浮くものだと思っていた私は、以前この活動をしている時にそれを発見して驚いてしまいました!

圧巻は、プチトマトとスイカです。

それを見た時の子ども達の顔(目が丸くなる・・・)見たさに、スイカを買いに行ったりした私でした。懐かしいかぎりです。

雨の日が楽しく過ごせますように。さくら。

 

「子どもと一緒に収穫して、食す!」

桜が満開になりました。今日は伊勢神宮にお参りに行って来ました。そこで見つけた見つけた!「線上歩行」の子どもたち。

お参りして出口に向かう途中、砂利道があり、その端に道とそれ以外を分けるため、並べて敷かれた石がありました。その上を歩く子ども達が、ずらりずらり・・・。

よく見ると、どの子も石の不安定さを楽しんでいる様子で、ふらりとしてはバランスを取る、という動きを繰り返しをしながら、歩いていました。本当に吸い寄せられるように、その端のところに、次々と子どもが寄って行き、歩きだす様子は大変興味深い光景でした。

☆収穫して食べる!

気候も良くなり、子どもと外に出かけることが多い季節になりました。

小さい子から大人まで楽しめるレジャーの1つに「収穫」があります。畑で育てた野菜を収穫すれば、成育についても学べるし、手塩をかけた収穫物を頂くときの感動はひとしおだと思います。

その前段階として、子どもが小さい内に、まず「収穫して食べる」ことの楽しさを、体験させてあげるのはいかがでしょうか。

我が家では「収穫して食べる」シリーズは、大人も子どもも大好きで、

いちご、りんご、ぶどう、みかん、ブルーベリー、さつまいも、じゃがいも、落花生、人参、ねぎ、いんげん、トマト、プチトマト、きゅうり、かぼちゃ、たけのこ、枝豆、稲、あさり、などなど、収穫してはぺろりと頂いてきました。

その時に、たとえ一度きりの体験だとしても、「実物を収穫して食べる」ということに変わりはないのですから、小さい子であればあるだけ、計画的に意識を向けるようにすると、より有意義な時間となるでしょう。

「子どもと一緒に収穫して、食す!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て「子どもと一緒に収穫して、食す!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て「子どもと一緒に収穫して、食す!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て「子どもと一緒に収穫して、食す!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

①お店で売っている実物を見せる。名称と実物が一致できていると良い。

②その実物が、どういう状態で収穫できるか、図鑑などで調べる。図鑑などがなければ、簡単で構わないので説明しておく。

③現地では、実物の成育状態をよく観察する。

④育てている人に話を聞く。収穫する時のコツも聞いてみる。

⑤収穫後はよく触って観察する。できたらスケッチなどもする。

⑥味わう時に、木によっての違い、畝によっての違いなど味覚を働かせてみる。

⑦調理する場合は、手伝わせる。

④などは、子どもが「自分で」質問すると大きな知識となり、収穫して食べる実体験と結びつくのか、のちのちまで本当によく覚えています。

たとえば、

いちごはもとの茎から分かれた場所にたくさん実がなるのですが、もとの茎に一番近い物が甘い。

落花生は殻のまま、塩茹でするとさっぱりしておいしい。

あさりは、足が全部つかるくらいの場所を探して、2-3個ヒットすると次々取れる。天然のものは小粒だがおいしい。

夜、暗くして砂抜きすると、あさりがビヨーンとのびて出てくる、明かりをつけた瞬間に、全てのあさりが一瞬で引っ込むのを楽しむ。

たけのこは、根っこの赤いぶつぶつが全部見えるまで頑張って掘る。

茹でたたけのこを、バターやオリーブオイルでソテーすると美味。

みかんは木によって全く味が違うので、おいしい木を見つけるまで歩き回る。

などなど。

今の季節は、いちごがぎりぎり、来週にはたけのこ、5月にかけてあさり、を楽しめるでしょうか。画像や本からの吸収だけでなく、体験によって子どもはもっと育ちます!ぜひ親も楽しんで「収穫」してみませんか?

さくら

「桜のつぼみ、銀杏の赤ちゃんを探しに・・・」

こんにちは!!さくらです。

暦では、立春を過ぎましたが、各地で大寒波とのこと。
ここ東京でも朝晩は窓ガラスに手を触れると、手が凍りそうになります。さむい!

さてさて・・ちょっと教育の話です。さきほど、教育再生会議のニュースを読みました。

それによると、2011年度からゆとり教育を見直して、学力向上の方向へ進むようですね。

国の方針で、子供たちの教育環境が揺さぶられるのは、本当に心苦しいことです。(学力向上に向かうことが、ではなく揺さぶられることが、です。)
「再生」という言葉を聞くと、教育が制度だということを思い知らされます。

「再生」というのは、あくまでも教育を整備する側のことであって、その間にどんどん育っている子供たちは、「ここから再生」といわれた所で、その間に学んだ時間は戻ってこないのですから。
まして「ゆとり教育」に問題な点があった・・と言われた場合には、該当した子供たちのことを考えると、何ともやり切れなくなります。

さて、この場合の「教育」は学童が対象となっています。
国として「教育」を捉えるのは、制度上「学童」からですから仕方ないですが、脳細胞が6歳でほぼ完成することを考えると、やはり生まれた日から6歳までの過ごし方が非常に重要なはずです。

モンテッソーリ教育は、一聞するとやや特殊な幼児教育のように思われるかもしれません。
でも、それはモンテッソーリ教育の主幹となる部分を、実践レベルに表した時の細かなことです。

主幹になる部分は、「子供の自立を助けること」。私は「子供の自律」とも理解しています。
やすこさんのスキーの話
にもありましたが、子供が「自分のことを自分でできるようになる」、というのが、本来あるべき姿なんですよね。

教育制度の前に、母親が出来ること・・・・
子供が自ら「吸収したい!」と思うことに、一緒に取り組んで「自立」できるよう、応援しましょう!
前置きが長くなったので、簡単にこの季節のお楽しみをご紹介します。

☆春をみつけに行きましょう!

マフラーや手袋をしていても、知らないうちに春はすぐそこにやって来ています。
自然に囲まれた公園や道端をよーく観察すると、小さなものが春を教えてくれるはずです。

○桜並木の下を歩いてみると・・・

桜は子供たちが「四季」を理解するのに、とてもわかりやすい木です。
我が家では、画用紙を4枚つなげて、「花盛りの桜」「緑の葉っぱの桜」「枯葉の桜」「枝だけの桜」の絵をそれぞれ描きました。
そこに季節ごとに、スーパーの切り抜き、写真、絵、葉っぱなど、貼り付けて一目で季節が理解できるようなものを作ったものです。

実際、この季節に桜並木を歩いてみると、木の周りが明るいグレー色に見えるはずです。近寄って見てみると、、
そう!小さな蕾が顔を出しています。
私のおすすめは、東急目黒線の不動前駅からすぐのかむろ坂通り。木がまだ小さいので蕾がきっと見えると思います。
この坂を登り切って、右に行くと「林試の森公園」があります。

ここの公園は、植物観察にはうってつけ、その名の通り以前は木の試験場だったとかで、珍しい木がたくさんあります。
四季折々の様相があり、本当に素晴らしい公園です。

○落ちている葉っぱを見つけたら

「桜のつぼみ、銀杏の赤ちゃんを探しに・・・」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て
これは本来、秋の遊びなのですが、ついでに紹介します。
葉っぱを拾ったら、家に持って帰って、薄紙をのせ、クーピーを横に倒して紙の上からなでます。
すると、(大人には当たり前ですが)、葉っぱの形がするするっと現れます。
そう、「こすり出し」ですね。色々な形の葉っぱで試してみましょう。

○梅も咲きました

梅と桜の違い、わかりますか?そろそろ梅がほころび始めましたね。
梅が咲き始めると、本当に「梅にうぐいす」が遊びに来ます。
幼稚園のお庭に梅の木があったら、時々探してみると、本当にうぐいすが見つかりますよ。

○銀杏の赤ちゃん

秋には黄金の葉を見せてくれた銀杏の木、もうすぐ赤ちゃんの季節です。(時期的には、もう少し先ですね。)
太い幹の先を見ると、可愛い葉っぱが。生まれてすぐなのに、きれいに銀杏の形をしているのです。
本当にこれは可愛いので、必見です!
私がよく行くのは、目黒区の東山小学校周辺。このあたりは銀杏並木に囲まれていて、赤ちゃんだらけ(笑)。

ではでは、早く寒さがゆるんで、暖かい春がやってきますように。

**さくら**

「エコキャップ活動、やってみました」

こんにちは、さくらです。自分の時間が作れない夏休み、子ども達に振り回されながら過ごしている内に、ブログをお休みしてしまいました。ごめんなさい。

今回は、小学3年生の娘が友達と企画して「エコキャップ活動」を実践した話を書きたいと思います。

そもそもの始まりは、クラスの子が近所の保育園でペットボトルのキャップを回収している事を話してくれて、クラスに回収箱を作ったことがきっかけでした。

回収数800個を再生資材として、業者が20円で買い上げ、その20円が主にポリオワクチン1人分として発展途上国に贈られるそうです。(エコキャップ推進委員会→http://ecocap007.com/)

娘達の考えで、この週末に行なわれた大きなお祭りに出掛け、そこでポスターを使って呼びかけて、飲み終わった方から回収しようということに決まりました。

☆前日の準備

前の日から泊り込んだ友人と共に、まずは下調べ。千葉でこの活動を推進している団体に電話を掛けて、自分達で質問を投げかけます。

「どうしてキャップがワクチンになるのですか?」

「どこの会社が買ってくれるのですか?」

「どこの国に贈られるのですか?」

「今までに何人分くらい寄付したのですか?」などなど。メモを取りながら聞いていきます。

次にインターネットを使って調べていきます。そこで、気づいたことは、

「キャップもワクチンになるけど、キャップをリサイクルするからCO2も出ないんだ!」ふむふむ、双方に役立つのね。

そして、調べた事を画用紙に書き、回収用の箱を作りました。

☆当日

いざ、お祭りの会場へ。ところが前日までのうだるような暑さとは、うってかわって涼しい!しかも水かけ神輿のお祭りですから、みんな水を浴びて寒そう・・・。そう、当然ペットボトルを手にしている人は少なかったのです。

どうなるかな?私は進む道だけ教えて、後ろから付いて歩きます。

コンビニの前で立つこと10分。通り過ぎる人の多くがポスターに目を留めてくれます。わざわざ読んで下さる方も本当にたくさんいて、今度から集める!とおっしゃる方もいました。積極的に声を掛けてくれる方も実に多い!

でも、キャップは集まりません。

「ポスターを読んでもらうことができて良かったね。」と言いながら歩いていると、神輿を降ろして休憩している団体が次々と見えました。そこでペット ボトルを持っている方の辺りをウロウロしていると、かつぎ手のお兄さん達が、声を掛けて下さり、「ほら、出して出して」と協力してくれました。

最後には回収したゴミの中から、娘達はキャップを取り、「手が汚れる~」と言いながらも、たくさんのキャップを回収することができました。

「エコキャップ活動、やってみました」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て「エコキャップ活動、やってみました」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

☆お祭りのあとに・・・

計3時間、お金を寄付して下さろうとした方、「私もやっているから、一緒に頑張ろうね」と声を掛けて下さった方、食事中なのに周りに聞いて下さったり、町会のお神酒所に行けばあるわよと走って下さったり、数々の優しい厚意に瞼が熱くなる思いでした。

耳をふさぎたくなるような事件が相次ぐ中でも、まだまだ捨てたものじゃない!

そして子ども達の力も。こちらが「やりなさい」と言った訳でなく、自分達から動くこと、それであればゴミ袋に手を入れる事もできるくらいの情熱になるのだな、と感じました。

大人にとっては800個集めて20円?と疑問に感じるような奉仕活動です。でも、800個が20円と思わず、子ども1人の命と考えるとキャップを集めることが楽しくなる様子でした。

「自分から動く情熱」かぁ・・・あれ?すると、いつもの私の「~~したら?」「~~したの?」という言葉、これって無意味?

またまた、悩みの初秋となりそうです。

さくら

「原色の工夫、粘土あそびで実感」

こんにちは。さくらです。

この三連休、子どもと一緒に「子ども向けワークショップイベント」に参加してきました。

大学の校舎を使い、その各教室にいろいろな団体の方が、素敵な企画を用意して待っていて下さって、子ども達が好きな教室を廻りながら、自由に参加するという形式のものです。

その中で、うちの子どもが「とっても楽しかった!」と言っていたのが、粘土を使ってピザを作るという部屋でした。

主催はスタジオミュレットという造形教室。http://home.catv.ne.jp/rr/murette/

今さら「粘土でピザ?」と、頭の隅で思いました。小さい頃に、紙粘土や紙工作でのピザ作りを経て、本物のピザも何度も作っていたからです。

とにもかくにも参加してみると・・・。

☆原色を混ぜて「さまざまな色」を作る

準備されていたのは、直径10センチ位の厚紙(ピザの下地になります。)と、プラスティック粘土。

そう!、とても興味深かったのは、準備された粘土、「赤、青、黄、白」の4色。

これを、混ぜてさまざまな色を作成していくのです。(←残りの粘土と作品を探し出して、写真は、後日添付しますね^^;)

その混ぜ方が、子どもの目にはまるで、魔法。

先生が、同じ大きさの小さな球状にまとめた4色を使って、配分を示して下さるのです。「赤1つと、黄色2つと、、、、」といった具合。

つまり小さな球状の形を揃えることによって、配分率を一定に出来る模様。

そして先生の指が、こねこねと動き出すと、本当に魔法のようにそこに無い色(緑、茶、オレンジ、ピンクなどなど)が生まれてくるのです。

この粘土自体も、クリアな彩色になっているので、混ぜた時に色が濁らないのもポイントです。

子ども達は、目を輝かせて「色作り」に夢中。

新しい色を作り出しては、嬉しそうに具を作り、ピザに盛り付けしていました。

色彩を学びながら、指先を使い、造形する。

子どもが学ぶ基本運動や、感覚を鍛えることを、たくさん盛り込んだ楽しい活動だと思いました!

さくら

「原色の工夫、粘土あそびで実感」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


「ポンポン作りで、<裂く>動きを楽しもう!」

こんにちは、さくらです。

九月に入り、また新たな気分で子育てを頑張ろう!と思っていらっしゃる方々へ、私も「家庭での教育」が少しでも楽しくなるように、微力ながら頑張ります。

さて、今回は運動会などで応援に使うことができる、「ポンポン」を作成して、ピリピリピリ~と指先で「裂く」動きを、楽しみながら獲得しよう!という活動をご紹介します。

☆ポンポン作り

①まず、すずらんテープを準備します。これは荷造りなどに使われるヒモですが、テープ状の幅の広い状態で売られているものです。

②好きな大きさの本にすずらんテープを巻いていきます。小さいお子さんでは余り大きな本や小さい本ではかえって難しいかもしれません。

「ポンポン作りで、<裂く>動きを楽しもう!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


③50回以上巻いたら、すずらんテープを切り、本に巻いた状態のまま上部に新たなすずらんテープを差し入れて、反対の端を切り、本の上部で「ギュッ」とかた結びします。

④結んだ側と反対の下部にハサミを入れて、切り開きます。

⑤すずらんテープを1枚ずつ離すように、開いた側から結んだ根元に向けて開いていきます。

⑥すずらんテープが1枚ずつ離れたら、指先を使って裂いていきます。

「ポンポン作りで、<裂く>動きを楽しもう!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


⑦この写真のようにきれいに裂けたら出来上がりです。

ポンポンに仕上がっていく工程の、ピリピリピリ~は、かなり楽しい触覚の動きだと思います。出来上がったら、応援の練習かな?

もっと小さいお子さんであれば、30センチくらいに切ったすずらんテープの端を、画用紙にセロテープで留めて、反対側をピリピリピリ~だけでも、とても楽しいと思います。

私は、さらにワルノリして、ベルトのように画用紙をつなげてすずらんテープを貼り付けて、フラダンス用のスカートにしちゃいますね、間違いなく。(これは、モンテッソーリ教育的ではないですが・・・。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、話は変わりますが、いよいよ秋本番、秋といえば美味しい物がたくさん収穫できる時季です。

木からもぎたてのリンゴの蜜の透き通った甘さ。

採ったばかりのブドウの芳醇な香り。

掘って水分を飛ばしたサツマイモのとろける甘味。

旬のシイタケを口に入れた時の抜けるような香り。

さあさあ、子ども達と一緒に、収穫を楽しみましょう!たとえ収穫できなくても、人工甘味料や香料にはない、自然の甘味と香りを子ども達に伝えましょう!

ポンポンから「食」の話になってしまいました・・・さくら。

2021年8月14日土曜日

「こだわっていたのは、何?」

こんにちは、さくらです。

今日は、7年前に私が感じたことについて、書きたいと思います。
周囲を見回すと「あ~、あのころの私!」と思うことが、最近よくあるので、何かのきっかけになるといいな…と思っています。


「こだわっていたのは、何?」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

7年前のある日。
私は、2歳の次女を連れて、近所の幼稚園に見学に行きました。
当時、第1子がすでに他の幼稚園に入園しており、下の子も同じ所を希望していました。たまたまその園で、プレ年少のクラスがあり、他の園を見る機会だから、と足を運んだのでした。

お天気の良いその日。
園庭で遊んでいる園児の見学をぜひ、と勧められて、手入れされたとは言い難い草木に囲まれた土の園庭に向かいました。

広場で走り回っている子ども達を過ぎ、何やら真剣に遊んでいる一角へと進みました。
その時、違和感を感じたのです。子ども達が騒がしくないのです。
子ども達は、真剣に、さも大切そうに、瞳をキラキラ輝かせながら…
摘んだお花をちぎって、陶器の鉢にいれ、陶器のすりこぎで、
夢中につぶしているのです。
その瞬間、私自身がン十年前に、庭や公園で、花びらの色水を作っていた光景が、頭の中いっぱいに浮かんで来たのです。
花びらから、ピンクの液が染み出す感触。
それを大事にビンに入れたり、ままごとに使ったりした記憶。
すると、どんどん記憶が呼び覚まされて来ました。
葉っぱで作った色水、
蛙のたまごを手ですくった感触、
昆虫ケースの半分までバッタを埋め尽くしたこと、
珍しい虫を手に隠して学校まで持って行ったり、
泥を掘り起こして、水を混ぜてセメントごっこ、
雑草の花束でお花屋さんごっこ、
つつじの蜜を吸って歩く、
とにかく毎日がエンターテイメント!「ぐっちゃぐちゃ!」

形のある物より、創造できる遊びに、心を躍らせていた事を思い出したのです。

不思議なことに、その時「思い出した」感覚を、7年たった今、なお明確に振り返る事ができるのです。

たぶんその頃、母親1年生として、奮闘していた生活の中で、
「いかにも子どもが居る、家の居間。」など、「子育てを象徴する」ものを、
「きれいにして」おきたかった、そんな時期だったゆえの、衝撃だったのでしょう。
子ども連れの友達がまだ少なかったことや、直前までオシャレな会社で働いていたという
無意識下の自意識があったのかもしれません。

花の色水を作る、子ども達の真剣な顔が、私に語りかけたこと、
「何に、こだわっているの?」
完成された美しい玩具に囲まれた子ども部屋や、ガラクタのない空間は、大人にとって心地が良いものです。
でも、「こだわっていたのは、何?」、自分に問いかけた時、
子どもが夢中になって遊ぶ物が見えてきました。

お菓子の箱、プリンのカップ、新聞紙、枯れ葉、小麦粉ねんど、砂や泥、ペットボトル、チラシ、密閉容器を入れた棚、ティッシュ、牛乳の箱、曲がるストロー、缶、セミの抜けがら、石などなど…

ちょっと想像してみると、
もし完成された(1つの遊び方しか、出来ないような物を指しています)玩具で遊び、
電子ゲームで遊んで育ち、知育カードで物を覚える、
それが子どもの発達に則した事なのかどうか…
私が、幼児のさくらちゃんなら、「もっと自由に遊びたいよー!」
と、訴えたくなるかもしれません。

「子どもは実体験の中で、動きながら学ぶ。」
モンテッソーリ教育の礎にもありました。




「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」

 さくらです。今年も宜しくお願い致します。

今回は1歳~3歳の子どもが、知らず知らずの内に鍛えている、「手の触覚」をご紹介します。

「手は飛び出した脳」と言われるくらい、身体のどの部分よりも、触覚を使って情報をキャッチするところです。

キャッチした情報は、脳へと運ばれ処理されて、筋肉への指令を出す…この繰り返しが脳を育てるのだそうです。

小さなお子さんと、日々お過ごしの方は気付いていらっしゃるでしょうが、この時期は「なんでも触る!」「触るのが大好き!」です。

インフルエンザやノロウィルスなど「あああ…心配。」と思う横で、今日も熱心に「触って」、手の感触を鍛える子ども達。

たくさんの情報をキャッチして、脳を育てている時期なのでしょうね。

人気№1はやはり「砂」や「砂利」でしょうか。昨年末はお店に置いてあるクリスマスツリーの、シャラシャラしたモールや雪に見立てた綿を、熱心に触っているお子さんを見かけました。

先日、1歳半のお子さんの活動のため作ったのが、この「手作り感覚ブック」です。

画用紙に様々な手触りのものを貼り、穴あけしてリングでつなぎました。これなら飽きた時に入れ替えも簡単です。

※穴あけパンチの箇所は、シールで補強しました。

☆手作り触覚ブック☆

<用意する物>画用紙、リング、セロテープ、木工ボンド  色紙、スパンコール、スパンテープ、マジックテープ(粘着テープ付)、輪ゴム、毛糸、 

「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


☞ビヨンビヨンを作って貼ってみました。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

☞セロテープを長く貼り、途中にスパンコールを入れて。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


☞
スパンテープ、ボンドで貼りました。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


☞
見えにくいですが、マジックテープ。これは大人気でした。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


☞輪ゴムをセロテープで貼って、一部引っ張れるように。

「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

☞毛糸をボンドで貼ったら、何度もなぞってくれました。





まだまだアイディアがありそうですよね。

「触る」敏感期には、簡単で楽しい活動です!

さくら

「嗅覚を鍛える、手作りのおもちゃ」

こんにちは、さくらです。ここのところ暑い日が続きますね!

前回、「数える」ことに興味を持ち始めたお子さんに、という内容で「サイコロの遊び」を紹介しました。今回は「においを嗅ぐ」ことに興味を持ち始めたお子さんに、という内容です。

さくらのブログでは、生まれてから6歳くらいまでの間に、次々と現れる「敏感期」の流れに沿わず、家庭でできるものをランダムに書かせて頂いています。

・・・と、言いますのも、子どもによって敏感期の現れ方にも差がありますし、モンテッソーリ教育をご存知ない方でも、「一緒に遊ぶ」中で、何かお子さんの成長を援助できることをしてみたいな、と思っている方に、拾い読みをして頂ければ嬉しいな、と思っているからです。

毎日の子育ての中で、「これをやれば、こうなるはず」という方程式は存在しない!と思うので、一緒にああかな?こうかな?と考えて行きたいのです。

☆におい当てクイズ

<嗅覚のはなし>

さて、本題です。ひとくちに「嗅覚」と言って、どんなことを想像されますか?

「におい」は、人間の持つ感覚器の中で、もっとも本能に近いと言われています。感覚器つまり鼻から感じて、本能をつかさどる脳の一部分へと情報を送ります。

例えば、食品が腐ってないかな?という時、まず鼻に近づけるでしょう。それは食べて危険がないか確認しているのです。

また血液のにおいなどに敏感なのもそのためです。

「嗅覚」はこのように本能に結びついているため、赤ちゃんでもかなり成長した状態で生まれてきます。こんな興味深い話があります。

生まれて5日くらいの赤ちゃんの両サイドに、お母さんの母乳を含ませたパッドと他人のパッドを置くと、お母さんの方に反応するという観察がありま す。この結果は、生後1ヶ月の赤ちゃんになると、さらに精度が高くなるのだそうです。(「香りの謎」・鳥居鎮夫著・フレグランスジャーナル社)

またお母さんの方でも、赤ちゃんのうなじのにおいを察知すると、母乳の出がよくなるという反応が見られるそうです。

子どもを観察して、なにかと「においを嗅いでいるな」と感じたら、ぜひ嗅覚をもっともっと鍛えて、感覚を豊かにしていきましょう!

<におい当てクイズ>

モンテッソーリ教育の教具に「嗅覚筒」というものが配置されています。

これを家でできないかな?というのが、今日のおもちゃです。

①紙コップを6個用意して、底に竹串で穴を開けます。

②においのする物(乾燥してにおいのわかりやすい食品など)を、2個ずつ3種類入れます。

「嗅覚を鍛える、手作りのおもちゃ」  コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て「嗅覚を鍛える、手作りのおもちゃ」  コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

③ラップでフタをしたら、輪ゴムで止めます。同じものを分けて、2つのグループができるように色や輪ゴムで区別します。

④2つのグループに分けたら、コップを逆さにします。


⑤1つ目のグループからコップを1つ取り、においをかぎます。

「同じにおいを探しましょうね」と声をかけて、2つ目のグループから1つずつコップをとって、比較するコップをにおいを嗅ぎ比べます。

⑥同じものがあったら、ペアにしておきます。

⑦3種のペアができたら、紙コップを返して中身を確認します。

「全部、同じになったね!」「もう一度やってみる?」と声をかけて今度は子どもにやらせてみましょう。

⑧においの種類は増やすことができるので、上手に嗅ぎ分けられたら、複雑にしていきましょう。

※中身のおすすめ⇒インスタントコーヒー、乾燥バジル、紅茶バッグ、ハーブ(ポプリ)、ドライフルーツなど。

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子ども達をよく観察すると、本当に「におい」に関しては特に敏感だな、と思うことがよくあります。

同じ帽子が姉妹の「どっちのかな~?」、においで分ける。

「ただいま~、今日のごはんは○○だね。」見てないのに100%当たり!

ボトルは同じなのに、違う種類に詰め替えると「シャンプー変わったね。」

手のにおいを嗅いで、「ちょっと汚れていそうだな~」汚れてるってば!

抱きついてきて、「ママのにおい!」キャンプから帰宅後などは毎回のこと。

ぜひぜひ、今週も、誰かの、ちょっとの、お役に立てますように。

*オマケ*

暑い時には、ペパーミントやローズマリーなど、すっきりする香りを上手に生活に取り入れましょう。暑さでぼーっとしている時、頭に体に清涼感をもたらしてくれます。

精油を使う場合は必ず書いてある通りに薄めて、お部屋に香らせたり、おしぼりにたらして冷蔵庫で冷やしたりするのがおすすめです。疲れているなら、お湯の張ったボールにたらして、手足をつけるのも気持ちが良いですよ。

夏バテしないように頑張りましょう!

さくら

「手と指フル稼働、オープンサンド作り」

 とても楽しいワークショップを、おこなってきました!

未就園のお子さん達が4名集まって、「火も包丁も使わないクッキング」です。

材料は、スライスチーズ、ハム、マヨネーズ、サンドウィッチ用パンだけ。

さあ、作りますよ!よく見てね!目で覚えてね!

①パンにスプーンでマヨネーズを塗ります。

②スライスチーズとハムを、好きなクッキー型で抜きます。

③パンにのせて、楊枝を刺します。

そう、たったこれだけの作業でした。でも、「これだけ」がミソ。

横にいるママ達が、手や口を出してはいけません。出さなくても出来る内容だからです。

子ども達は、自由にクッキー型を選んで、パンの上でアートを繰り広げます。

2~3歳のお子さん達が、ぐぐっと集中すること約40分、まるで夢から覚めたみたいに・・・「できたああああ!」

もちろん試食タイムは、大喜びでたくさん食べてくれました。

ママ達は、おしゃべりタイムを楽しみながら、

「手や口を出さないことって難しいんですね。」

「つい、何かアドバイスしたくなっちゃう。」

「こんなに集中して遊ぶことは、あまり無いです。」

と、色々な感想をお話して下さいました。

ちょっとしたクッキングですが、子どもには最適の教材だったようで、手や指をたくさん動かして

楽しく活動していました。

ご自宅でも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。

さくら

「手と指フル稼働、オープンサンド作り」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て



「新学期ときれいなハンカチ」

 いよいよ新学期。新しい環境に入る子ども達、新しい環境をサポートする親達にとって、4月は何かと落ち着かない時期です。

「新学期ときれいなハンカチ」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

特に新入学の第1子を育児中の方、子どもが新しい環境で馴染めるかな?お友達はできたかな?勉強に付いていけるかな?

色々と心配事が多いと思います。心中お察しします! ですが…、

この時期、親が「さぁ、新入学よ!」と旗振って、鉢巻しめて、子どもをあおるのは避けるようにしたいものです。

子ども自身、新しい環境で「楽しいよ!」と言っていても、毎日気を張って疲れているはずです。

ようやく安全地帯の自宅に着いたと思ったら、「今日は何したの?」「お友達できたの?」「宿題は?」「お知らせは?」と、親がテンションを上げて質問攻めにしてしまったら。さて、子どもの気持ち、どうかしら?

毎度のことながら、私さくらが自戒を込めて言うならば…私が新入生なら、こう感じるでしょう。

家に着いて「ただいま!」少しほっとしながら言う、ママがにっこりして「今日も楽しかったのね、良かったわ。」と抱きしめてくれる、そうすれば疲れや不安も、飛んで行くと思うのです。

巣立つ我が子から、目は離れます。でも心はいつも離さずに。

さてさて、では、手の筋肉を使う活動をご紹介します。

今回は、学校に持っていくハンカチを、子どもが自分で洗ってみましょうか。

☆洗たく☆

①お風呂に入る時、ミニ洗たく板、固形石鹸、ハンカチを持っていきます。

②洗面器に水をためて、洗たく板を斜めに置きます。

③ハンカチを洗たく板の上に広げたら、お水を掛けて濡らします。

④固形石鹸を利き手に持ち、手前から奥へハンカチの上を2~3回こすります。

⑤ハンカチの手前を利き手と逆の手で押さえ、利き手でハンカチの奥側をつかみ、手前に持ち上げたら、洗たく板で擦るように奥へしごきます。

⑥ハンカチを逆さまにして、逆側も同じようにしごきます。

⑦洗たく板をどかして、ハンカチを洗面器の水に浸し、石鹸分を浮かせます。

⑧洗面器からハンカチを出して絞り、水を入れ替えます。これを何回か繰り返し、完全にすすぎます。

⑨出来上がったら、お風呂からあがった後に、干しにいきましょう。両手ではさんでパンパン叩くと、シワが伸びますよ。

自分で洗ったきれいなハンカチをポケットに入れて、楽しい学校生活を過ごせますように。

さくら

「心のともしび<2>~ママは上機嫌!」

 育児でちょっと疲れた時に、励ましてくれた言葉や、導いてくれた言葉を、お気に入りの本の中から紹介します。

~「子どもを伸ばす 家族力」 斎藤孝著 マガジンハウス ~からのともしび

ママは、基本的に「上機嫌」が上手・・・・・・、

「上機嫌は、習得するワザの1つだ」と、他の著作でも書いている著者は、このように分析しています。

上機嫌で溢れた家庭に育つ子どもは、家が安心できる温かい場所になるので、外でたくさん頑張れる、そして社会に出た時にも、仕事で人と接する時、必ず上機嫌が役に立つというのです。

「母親は、カーッとする時もあるけれど、愛情と感情が豊かゆえ、喋ったり笑ったりして、その場の雰囲気を変える力がある」とのこと、確かにそんな気がします。

「心のともしび<2>~ママは上機嫌!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

そうそう、こんなテレビを見たことがあります。

テレビの偽番組のために呼ばれた、知らない同士の男性3人が1つの部屋に待たされます。

隣の部屋では、知らない同士の女性3人が1つの部屋に待たされます。

男性陣は、1時間待たされても会話が始まりません。

女性陣は、すぐにお喋りを始め、1時間後には大笑い、まるで知り合いのようになっているのです。

これは、コミュニケーション力の男女差を調べる企画だったのですが、

なるほど、なるほど。

こんな記述もあります。社会人類学者が言うには、世界中の家族の形態を調べても、家族は決まった形を持たないそうで、家の広さ、収入のあるなしよりも、良いコミュニケーションがあれば、家族は居心地の良い家だと感じる・・・。

たまには家事を手抜きして、多少は家の中が散らかっていても、お喋りの絶えない上機嫌なママが、家族を上手に盛り上げる、なかなか素敵な提案です。

ちょっとサザエさんをイメージしちゃいました。

時々、鏡を見て、けわしい顔をしていたら、少し努力して、自分で上機嫌を取り戻したいな、そんな気持ちになりました。

「暑さ寒さも彼岸まで」、本当に昔の人はすごいな~と感心しながら、お彼岸の大雨の中で。

さくら

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