こんにちは、ゴールデンウィークも終わり、また日々の生活が戻ってきましたね。
今朝の日経新聞に、母の日にちなんで発表された米国の調査が掲載されていました。内容は「子育て中の専業主婦の年棒がどれくらいになるか試算し た」というものです。その結果、基準時間を超えた平均労働時間(つまり毎日が残業)、調理、清掃、運転手など・・を計上すると1200万円になるというも のでした。なんとも面白い試算を画策するものですね。
さてさて、今回はモンテッソーリ教育のことではなく、子どもとの関係について、ちょっと「つぶやき」です。
調理、清掃、運転手、そして教育。母親の仕事は確かに多岐にわたります。しかしながら、自分の生活そのものが子育てと並行しており、相手は書類でなく人間なのですから、「仕事」と一言で表すのは不適当かもしれませんね。「役目」とでも表現しましょうか。
最近は、「聞き役」という役目、「励まし役」という役目になることが、本当に多くなりました。小学校高学年から、きっと中学生くらいまでは続くのでしょうか、子どもながらも抱える「人間関係」の悩みについて。
思いやりのない態度、子どもならではのキツい言葉、秘密の共有、仲間はずれ、楽しいことの合間に、毎日ちょこちょこと起きるトラブル。自分がしてしまったり、周りからされたり。
大人から見れば、「そういう時期だから」とか「自分もやってるでしょう」とか「すぐ状況が変わるでしょう」というような事でも、子どもは意外に傷つき、その傷を克服することで成長していくようです。
親として、悩んでいる子どもを見ているのはつらいので、ついトラブルを回避する方法や、解決策へ導いてしまいそうになります。でも、悩みを克服して 成長するのは子ども自身、親は心臓がドキドキしながらも、胃がキリキリしながらも、拳を振り上げたくなっても、がまんがまん・・・。
心の中で、エールを送る、「つらいけど頑張れ!」と。
そんな時に、いつも思い出すのは、山崎房一さんの「子どもを伸ばす魔法のことば」(PHP文庫)の中にある、三つの魔法のことばです。
「大好きよ」「宝物よ」
「味方よ」
この言葉、とても照れくさいのですが、子どもにそう声を掛けると、自分の中から強い力が湧いてくる気がするから不思議です。本当にシンプルな言葉なのに、本気でそう思っている自分に気づかされます。
いつも味方だから、大丈夫、安心して!と力添え。
ところが、この娘たち、私がしょんぼりしている時に「いつもママの味方だよ」と言うのです。気持ちがじわーっと強くなって、きっと大丈夫!と思えて来ます。子どもの力になっているつもりが、力にもなってもらっている・・ダメなママかも@@;。
今日は、つぶやきを書きました。でも、学校から帰って来て、気持ちが荒れてるかな?機嫌悪いかな?と思ったら、理由を掘り下げて聞き出すよりも、ちょっと思い出して頂けたら嬉しいです。
「いつも味方よ」と声に出したら、気持ちが湧き上がってくるかも!子どもにもその気持ち伝わると思います。きっと。
さくら
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