2021年9月25日土曜日

「折り紙で三角パズル~無限のひろがりを感じました」

 今日、ご紹介するのは、娘達が3歳くらいの頃に遊んだ「折り紙で作る三角パズル」です。

この遊びを思いついたのは、小学校受験の教材である市販のパズルを、どこかで見かけたことがきっかけでした。加えて、私自身がとある小学校を受験した30年以上前、三角パズルが解けなくてウンウンと苦しんだ事を突然思い出したからでした。

市販の折り紙を利用すると、無限に感じる三角形ワールド。はじめは正方形に戻すことから始め、最終的には三角形だけで絵を描くことができます。

モンテッソーリ教育を学ぶようになって、一番驚いたのがこの三角パズルが形こそ違いますが、教具として何種類も配置されていたことでした。ではスタート!

*折り紙を使うのは、最初の基準の形を同一にすることで、パズルとして組み合わせた時に辺と辺の長さが一致するので、とてもわかりやすく、しかも可能性が大きくひろがるからです。

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折り紙を準備して、まずは斜めに線を書いて、三角形2つでできた正方形にします。

その折り紙をしっかりした画用紙に貼ったら、周りと線を切り三角形2つにして箱やジップ袋などに分類します。


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その要領で、斜めと斜めで4つの三角形のものも作ります。



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今度は、折り紙の辺を半分に、またその半分に線を書いて4つの正方形にし、正方形ごとに斜めの線を書きます。同じく画用紙に貼って切り抜いて、8つの三角形にします。


このようにしてどんどん小さい三角形ができますが、はじめは8つくらいが適当かもしれません。一枚に限らず、色を変えて(色を変えないと、何枚で正方形に戻るかがわかりづらくなります)同じ形のものをたくさん作ると可能性がどんどんひろがります。

切っていない別の折り紙もそのまま画用紙に貼り、見本として切り抜いておきます。

さて、ここからがパズルの活動です。初めに取り掛かる時には、子どもの利き手側に座り、ゆっくりと手の動きを見せて、どの辺とどの辺をつければ形が変化するのかをよく観察させます。

・もとの正方形に戻す

・三角形で小さい正方形を作る、長方形を作る

・大きな三角形、正方形を作る

・色を混ぜることで、組み合わせて模様を作る

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・花の形や、モザイク模様を作る

などの手本を示して、子どもがやりたそうだったら簡単なものからチャレンジしていきましょう。

充分に遊んだら、同じ三角形同士を集めるように子どもに言って、仲間集めがおわったら箱やジップ袋に分けて入れて終了です。

実際にやってみると、大人でも本当に面白いもので、三角形と正方形を組み合わせていくと無限につながっていくこと、色を変えると素晴らしい模様になること、新しい発見がたくさんあって本当に興味深いですよ。

上手にできるようになったら、

・同じ色は隣合わせにしない

・違う大きさの三角形を混ぜて、大きな正方形を作る

などの発展活動も楽しむことができます。

この前の引越しで、大きな箱から出てきた手製の折り紙三角形パズル、ぼろぼろでしたが本当によく遊んだものの一つでした!!

さくら

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