2021年8月16日月曜日

「子どもと一緒に収穫して、食す!」

桜が満開になりました。今日は伊勢神宮にお参りに行って来ました。そこで見つけた見つけた!「線上歩行」の子どもたち。

お参りして出口に向かう途中、砂利道があり、その端に道とそれ以外を分けるため、並べて敷かれた石がありました。その上を歩く子ども達が、ずらりずらり・・・。

よく見ると、どの子も石の不安定さを楽しんでいる様子で、ふらりとしてはバランスを取る、という動きを繰り返しをしながら、歩いていました。本当に吸い寄せられるように、その端のところに、次々と子どもが寄って行き、歩きだす様子は大変興味深い光景でした。

収穫して食べる!

気候も良くなり、子どもと外に出かけることが多い季節になりました。

小さい子から大人まで楽しめるレジャーの1つに「収穫」があります。畑で育てた野菜を収穫すれば、成育についても学べるし、手塩をかけた収穫物を頂くときの感動はひとしおだと思います。

その前段階として、子どもが小さい内に、まず「収穫して食べる」ことの楽しさを、体験させてあげるのはいかがでしょうか。

我が家では「収穫して食べる」シリーズは、大人も子どもも大好きで、

いちご、りんご、ぶどう、みかん、ブルーベリー、さつまいも、じゃがいも、落花生、人参、ねぎ、いんげん、トマト、プチトマト、きゅうり、かぼちゃ、たけのこ、枝豆、稲、あさり、などなど、収穫してはぺろりと頂いてきました。

その時に、たとえ一度きりの体験だとしても、「実物を収穫して食べる」ということに変わりはないのですから、小さい子であればあるだけ、計画的に意識を向けるようにすると、より有意義な時間となるでしょう。

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お店で売っている実物を見せる。名称と実物が一致できていると良い。

その実物が、どういう状態で収穫できるか、図鑑などで調べる。図鑑などがなければ、簡単で構わないので説明しておく。

現地では、実物の成育状態をよく観察する。

育てている人に話を聞く。収穫する時のコツも聞いてみる。

収穫後はよく触って観察する。できたらスケッチなどもする。

味わう時に、木によっての違い、畝によっての違いなど味覚を働かせてみる。

調理する場合は、手伝わせる。

などは、子どもが「自分で」質問すると大きな知識となり、収穫して食べる実体験と結びつくのか、のちのちまで本当によく覚えています。

たとえば、

いちごはもとの茎から分かれた場所にたくさん実がなるのですが、もとの茎に一番近い物が甘い。

落花生は殻のまま、塩茹でするとさっぱりしておいしい。

あさりは、足が全部つかるくらいの場所を探して、2-3個ヒットすると次々取れる。天然のものは小粒だがおいしい。

夜、暗くして砂抜きすると、あさりがビヨーンとのびて出てくる、明かりをつけた瞬間に、全てのあさりが一瞬で引っ込むのを楽しむ。

たけのこは、根っこの赤いぶつぶつが全部見えるまで頑張って掘る。

茹でたたけのこを、バターやオリーブオイルでソテーすると美味。

みかんは木によって全く味が違うので、おいしい木を見つけるまで歩き回る。

などなど。

今の季節は、いちごがぎりぎり、来週にはたけのこ、5月にかけてあさり、を楽しめるでしょうか。画像や本からの吸収だけでなく、体験によって子どもはもっと育ちます!ぜひ親も楽しんで「収穫」してみませんか?

さくら

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