2021年8月16日月曜日

「果物や野菜、水の浮くの?沈むの?」

 こんにちは、いよいよ梅雨も本番で子育て中のお母さんにとっては、家の中で「さて、何しようかな?」と迷う季節ですね。

そこで今日は、冷蔵庫の中にある野菜や果物を使って、文化教育といきましょう!

野菜や果物、水に浮くかな沈むかな?

1)キッチンで大きめのタライに水を張ります。分別のつく年齢になっていれば、お風呂に水をためても大変面白いです。

2)準備した野菜や果物の名前を知っていれば確認をします。知らない場合は、「これは、ごぼう、です。」と名称を明確に伝えましょう。

3)野菜や果物を1つずつ、タライに入れます。

その時に言葉がけをします。「ごぼうは水に浮くかしら?沈むかしら?」「ごぼうは沈みます。」

「メロンは水に浮くかしら?沈むかしら?」「メロンは浮きます。」といったように、1つ浮かべては取り出して、全部のものを試してみます。

(写真では一緒に入れていますが、1つずつが良いと思います。)

「果物や野菜、水の浮くの?沈むの?」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て



4)一通り終わったら、お皿を二枚用意して、浮くものと沈むものに分類してみましょう。

「果物や野菜、水の浮くの?沈むの?」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て



5)<発展>

幼稚園児くらいであれば、見た目と「浮き沈み」に違いがあることに興味を持つので、始める前に予測を立てるのも、楽しい活動になります。

「メロンは浮くと思う?沈むと思う?」

「きゅうりは浮くと思う?沈むと思う?」

その場合は、かぼちゃやスイカ、里芋など、見た目と浮き沈みにギャップがありそうな物を選ぶと尚、興味深いと感じるようです。

さらに多くの野菜や果物を体験したら、「浮く」と「沈む」の分類について考えてみましょう。

子どもが色々と考えて、何かつかめるのが理想的ですね。

一般的には、収穫前に土の上にある物は浮き、土の下にある物は沈む、と言われています。ただ、最近は外来の野菜や果物が多く、また品種改良などによって、多少変わってきているようです。

例えば、私達や子ども達に親しみ深い「トマト」などがその例です。以前の酸っぱいトマトは、水に浮かべて冷やしたものです。

ところが最近のトマトは、大きいものは種類によって、浮き沈みが分かれますが、ミディトマトやプチトマトはたいてい沈みます。糖度のちがいかなと思います。

実は、当然トマトは浮くものだと思っていた私は、以前この活動をしている時にそれを発見して驚いてしまいました!

圧巻は、プチトマトとスイカです。

それを見た時の子ども達の顔(目が丸くなる・・・)見たさに、スイカを買いに行ったりした私でした。懐かしいかぎりです。

雨の日が楽しく過ごせますように。さくら。

 

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