2021年8月16日月曜日

「桜のつぼみ、銀杏の赤ちゃんを探しに・・・」

こんにちは!!さくらです。

暦では、立春を過ぎましたが、各地で大寒波とのこと。
ここ東京でも朝晩は窓ガラスに手を触れると、手が凍りそうになります。さむい!

さてさて・・ちょっと教育の話です。さきほど、教育再生会議のニュースを読みました。

それによると、2011年度からゆとり教育を見直して、学力向上の方向へ進むようですね。

国の方針で、子供たちの教育環境が揺さぶられるのは、本当に心苦しいことです。(学力向上に向かうことが、ではなく揺さぶられることが、です。)
「再生」という言葉を聞くと、教育が制度だということを思い知らされます。

「再生」というのは、あくまでも教育を整備する側のことであって、その間にどんどん育っている子供たちは、「ここから再生」といわれた所で、その間に学んだ時間は戻ってこないのですから。
まして「ゆとり教育」に問題な点があった・・と言われた場合には、該当した子供たちのことを考えると、何ともやり切れなくなります。

さて、この場合の「教育」は学童が対象となっています。
国として「教育」を捉えるのは、制度上「学童」からですから仕方ないですが、脳細胞が6歳でほぼ完成することを考えると、やはり生まれた日から6歳までの過ごし方が非常に重要なはずです。

モンテッソーリ教育は、一聞するとやや特殊な幼児教育のように思われるかもしれません。
でも、それはモンテッソーリ教育の主幹となる部分を、実践レベルに表した時の細かなことです。

主幹になる部分は、「子供の自立を助けること」。私は「子供の自律」とも理解しています。
やすこさんのスキーの話
にもありましたが、子供が「自分のことを自分でできるようになる」、というのが、本来あるべき姿なんですよね。

教育制度の前に、母親が出来ること・・・・
子供が自ら「吸収したい!」と思うことに、一緒に取り組んで「自立」できるよう、応援しましょう!
前置きが長くなったので、簡単にこの季節のお楽しみをご紹介します。

春をみつけに行きましょう!

マフラーや手袋をしていても、知らないうちに春はすぐそこにやって来ています。
自然に囲まれた公園や道端をよーく観察すると、小さなものが春を教えてくれるはずです。

桜並木の下を歩いてみると・・・

桜は子供たちが「四季」を理解するのに、とてもわかりやすい木です。
我が家では、画用紙を4枚つなげて、「花盛りの桜」「緑の葉っぱの桜」「枯葉の桜」「枝だけの桜」の絵をそれぞれ描きました。
そこに季節ごとに、スーパーの切り抜き、写真、絵、葉っぱなど、貼り付けて一目で季節が理解できるようなものを作ったものです。

実際、この季節に桜並木を歩いてみると、木の周りが明るいグレー色に見えるはずです。近寄って見てみると、、
そう!小さな蕾が顔を出しています。
私のおすすめは、東急目黒線の不動前駅からすぐのかむろ坂通り。木がまだ小さいので蕾がきっと見えると思います。
この坂を登り切って、右に行くと「林試の森公園」があります。

ここの公園は、植物観察にはうってつけ、その名の通り以前は木の試験場だったとかで、珍しい木がたくさんあります。
四季折々の様相があり、本当に素晴らしい公園です。

落ちている葉っぱを見つけたら

「桜のつぼみ、銀杏の赤ちゃんを探しに・・・」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て
これは本来、秋の遊びなのですが、ついでに紹介します。
葉っぱを拾ったら、家に持って帰って、薄紙をのせ、クーピーを横に倒して紙の上からなでます。
すると、(大人には当たり前ですが)、葉っぱの形がするするっと現れます。
そう、「こすり出し」ですね。色々な形の葉っぱで試してみましょう。

梅も咲きました

梅と桜の違い、わかりますか?そろそろ梅がほころび始めましたね。
梅が咲き始めると、本当に「梅にうぐいす」が遊びに来ます。
幼稚園のお庭に梅の木があったら、時々探してみると、本当にうぐいすが見つかりますよ。

銀杏の赤ちゃん

秋には黄金の葉を見せてくれた銀杏の木、もうすぐ赤ちゃんの季節です。(時期的には、もう少し先ですね。)
太い幹の先を見ると、可愛い葉っぱが。生まれてすぐなのに、きれいに銀杏の形をしているのです。
本当にこれは可愛いので、必見です!
私がよく行くのは、目黒区の東山小学校周辺。このあたりは銀杏並木に囲まれていて、赤ちゃんだらけ(笑)。

ではでは、早く寒さがゆるんで、暖かい春がやってきますように。

**さくら**

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