こんにちは、さくらです。自分の時間が作れない夏休み、子ども達に振り回されながら過ごしている内に、ブログをお休みしてしまいました。ごめんなさい。
今回は、小学3年生の娘が友達と企画して「エコキャップ活動」を実践した話を書きたいと思います。
そもそもの始まりは、クラスの子が近所の保育園でペットボトルのキャップを回収している事を話してくれて、クラスに回収箱を作ったことがきっかけでした。
回収数800個を再生資材として、業者が20円で買い上げ、その20円が主にポリオワクチン1人分として発展途上国に贈られるそうです。(エコキャップ推進委員会→http://ecocap007.com/)
娘達の考えで、この週末に行なわれた大きなお祭りに出掛け、そこでポスターを使って呼びかけて、飲み終わった方から回収しようということに決まりました。
☆前日の準備
前の日から泊り込んだ友人と共に、まずは下調べ。千葉でこの活動を推進している団体に電話を掛けて、自分達で質問を投げかけます。
「どうしてキャップがワクチンになるのですか?」
「どこの会社が買ってくれるのですか?」
「どこの国に贈られるのですか?」
「今までに何人分くらい寄付したのですか?」などなど。メモを取りながら聞いていきます。
次にインターネットを使って調べていきます。そこで、気づいたことは、
「キャップもワクチンになるけど、キャップをリサイクルするからCO2も出ないんだ!」ふむふむ、双方に役立つのね。
そして、調べた事を画用紙に書き、回収用の箱を作りました。
☆当日
いざ、お祭りの会場へ。ところが前日までのうだるような暑さとは、うってかわって涼しい!しかも水かけ神輿のお祭りですから、みんな水を浴びて寒そう・・・。そう、当然ペットボトルを手にしている人は少なかったのです。
どうなるかな?私は進む道だけ教えて、後ろから付いて歩きます。
コンビニの前で立つこと10分。通り過ぎる人の多くがポスターに目を留めてくれます。わざわざ読んで下さる方も本当にたくさんいて、今度から集める!とおっしゃる方もいました。積極的に声を掛けてくれる方も実に多い!
でも、キャップは集まりません。
「ポスターを読んでもらうことができて良かったね。」と言いながら歩いていると、神輿を降ろして休憩している団体が次々と見えました。そこでペット ボトルを持っている方の辺りをウロウロしていると、かつぎ手のお兄さん達が、声を掛けて下さり、「ほら、出して出して」と協力してくれました。
最後には回収したゴミの中から、娘達はキャップを取り、「手が汚れる~」と言いながらも、たくさんのキャップを回収することができました。
☆お祭りのあとに・・・
計3時間、お金を寄付して下さろうとした方、「私もやっているから、一緒に頑張ろうね」と声を掛けて下さった方、食事中なのに周りに聞いて下さったり、町会のお神酒所に行けばあるわよと走って下さったり、数々の優しい厚意に瞼が熱くなる思いでした。
耳をふさぎたくなるような事件が相次ぐ中でも、まだまだ捨てたものじゃない!
そして子ども達の力も。こちらが「やりなさい」と言った訳でなく、自分達から動くこと、それであればゴミ袋に手を入れる事もできるくらいの情熱になるのだな、と感じました。
大人にとっては800個集めて20円?と疑問に感じるような奉仕活動です。でも、800個が20円と思わず、子ども1人の命と考えるとキャップを集めることが楽しくなる様子でした。
「自分から動く情熱」かぁ・・・あれ?すると、いつもの私の「~~したら?」「~~したの?」という言葉、これって無意味?
またまた、悩みの初秋となりそうです。
さくら
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