育児でちょっと疲れた時に、励ましてくれた言葉や、導いてくれた言葉を、お気に入りの本の中から紹介します。
~「子どもを伸ばす 家族力」 斎藤孝著 マガジンハウス ~からのともしび
ママは、基本的に「上機嫌」が上手・・・・・・、
「上機嫌は、習得するワザの1つだ」と、他の著作でも書いている著者は、このように分析しています。
上機嫌で溢れた家庭に育つ子どもは、家が安心できる温かい場所になるので、外でたくさん頑張れる、そして社会に出た時にも、仕事で人と接する時、必ず上機嫌が役に立つというのです。
「母親は、カーッとする時もあるけれど、愛情と感情が豊かゆえ、喋ったり笑ったりして、その場の雰囲気を変える力がある」とのこと、確かにそんな気がします。
そうそう、こんなテレビを見たことがあります。
テレビの偽番組のために呼ばれた、知らない同士の男性3人が1つの部屋に待たされます。
隣の部屋では、知らない同士の女性3人が1つの部屋に待たされます。
男性陣は、1時間待たされても会話が始まりません。
女性陣は、すぐにお喋りを始め、1時間後には大笑い、まるで知り合いのようになっているのです。
これは、コミュニケーション力の男女差を調べる企画だったのですが、
なるほど、なるほど。
こんな記述もあります。社会人類学者が言うには、世界中の家族の形態を調べても、家族は決まった形を持たないそうで、家の広さ、収入のあるなしよりも、良いコミュニケーションがあれば、家族は居心地の良い家だと感じる・・・。
たまには家事を手抜きして、多少は家の中が散らかっていても、お喋りの絶えない上機嫌なママが、家族を上手に盛り上げる、なかなか素敵な提案です。
ちょっとサザエさんをイメージしちゃいました。
時々、鏡を見て、けわしい顔をしていたら、少し努力して、自分で上機嫌を取り戻したいな、そんな気持ちになりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」、本当に昔の人はすごいな~と感心しながら、お彼岸の大雨の中で。
さくら
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