2021年8月17日火曜日

「小さな冒険、連休に時間があまったら」

 こんにちは。さくらです。

今回のGWは土日と重なってしまったため、幼稚園や学校に行っている子ども達は、最高でも4連休ですね。

どこもお出かけの予定がないよ~、という時におすすめしたい遊びをご紹介します。

小さな冒険

自分の住んでいる町、いつも通る道、そこから一本外れたり、少し足を伸ばして、「新しい発見」を探しに出かけます。

子どもが退屈で、ゲームやテレビをしているようなら、「小さな冒険に出かけない?」と誘ってみましょう。

できたら帰宅後すぐに作業できるように、模造紙を準備しておくと良いでしょう。

持ち物は「冒険セット」を子どもに準備してもらいましょう。

帽子、手帳、ペン、虫めがね、望遠鏡(おもちゃだって構いません)、水筒、巻尺、ビニール袋、方位磁石などなど。

準備ができたら出発します。歩きやすい靴でね。

まずは道を歩く時の「注意事項」を確認します。

「小さな冒険」のルールは簡単、「新しいものを発見すること」と、帰ったら「地図を描いて発見したものを載せること」です。

家を起点にして、自分たちがどの方向に進むか、進んだのか目印を見つけながら歩き出します。

最初はどんなものが「新しい発見」なのか、子ども達はよくわからないと思います。そこで大人が少し大げさに発見してみせます。音やにおいも、面白い発見です。

公園にある巨大なスピーカー。

道路脇の用水路。あるいは下水の音。

蟻の巣の出口、行列。

なぜか巻き寿司を売ってるお菓子やさん。

豆腐屋さんのおからのにおい。

使ってない駅舎。

行き止まりの小道。

小さいけれど素敵なお花やさん。

発見したものをメモしたり、葉っぱや花びらを採集しながら進みます。この時に、以前ご紹介した、「実況中継ごっこ」(見えるものや状況を、交代に説明しながら歩く。)も楽しめます。

家に帰って来たら、模造紙に起点となる自分の家を描きます。

そして冒険した道、発見したものなど、自由に描いていきます。もちろん幼稚園時代の我が子達を思い出すと、かなりぐちゃぐちゃ。地図とは呼べないものが出来上がります。

でも冒険の記録や地図を描くことで、小さくても「自分も社会を構成する一員なんだ」、ということを、心のどこかで意識できるような、そんな気がする遊びです。

成長するにつれて現れる、子ども達の「いざこざ」の中に、身を置くことがあっても、大きな社会の中の小さな小さな社会で起きていることだ、と思って欲しいな。

子どもが成長しつつある今は、そんな事を思いながら、こんな遊びを思い返してみました。

素敵な連休をお過ごし下さいね。

さくら

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