こんにちは。さくらです。
今回のGWは土日と重なってしまったため、幼稚園や学校に行っている子ども達は、最高でも4連休ですね。
どこもお出かけの予定がないよ~、という時におすすめしたい遊びをご紹介します。
☆小さな冒険
①自分の住んでいる町、いつも通る道、そこから一本外れたり、少し足を伸ばして、「新しい発見」を探しに出かけます。
子どもが退屈で、ゲームやテレビをしているようなら、「小さな冒険に出かけない?」と誘ってみましょう。
できたら帰宅後すぐに作業できるように、模造紙を準備しておくと良いでしょう。
②持ち物は「冒険セット」を子どもに準備してもらいましょう。
帽子、手帳、ペン、虫めがね、望遠鏡(おもちゃだって構いません)、水筒、巻尺、ビニール袋、方位磁石などなど。
③準備ができたら出発します。歩きやすい靴でね。
まずは道を歩く時の「注意事項」を確認します。
「小さな冒険」のルールは簡単、「新しいものを発見すること」と、帰ったら「地図を描いて発見したものを載せること」です。
家を起点にして、自分たちがどの方向に進むか、進んだのか目印を見つけながら歩き出します。
④最初はどんなものが「新しい発見」なのか、子ども達はよくわからないと思います。そこで大人が少し大げさに発見してみせます。音やにおいも、面白い発見です。
公園にある巨大なスピーカー。
道路脇の用水路。あるいは下水の音。
蟻の巣の出口、行列。
なぜか巻き寿司を売ってるお菓子やさん。
豆腐屋さんのおからのにおい。
使ってない駅舎。
行き止まりの小道。
小さいけれど素敵なお花やさん。
発見したものをメモしたり、葉っぱや花びらを採集しながら進みます。この時に、以前ご紹介した、「実況中継ごっこ」(見えるものや状況を、交代に説明しながら歩く。)も楽しめます。
⑤家に帰って来たら、模造紙に起点となる自分の家を描きます。
そして冒険した道、発見したものなど、自由に描いていきます。もちろん幼稚園時代の我が子達を思い出すと、かなりぐちゃぐちゃ。地図とは呼べないものが出来上がります。
でも冒険の記録や地図を描くことで、小さくても「自分も社会を構成する一員なんだ」、ということを、心のどこかで意識できるような、そんな気がする遊びです。
成長するにつれて現れる、子ども達の「いざこざ」の中に、身を置くことがあっても、大きな社会の中の小さな小さな社会で起きていることだ、と思って欲しいな。
子どもが成長しつつある今は、そんな事を思いながら、こんな遊びを思い返してみました。
素敵な連休をお過ごし下さいね。
さくら
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