2021年8月14日土曜日

「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」

 さくらです。今年も宜しくお願い致します。

今回は1歳~3歳の子どもが、知らず知らずの内に鍛えている、「手の触覚」をご紹介します。

「手は飛び出した脳」と言われるくらい、身体のどの部分よりも、触覚を使って情報をキャッチするところです。

キャッチした情報は、脳へと運ばれ処理されて、筋肉への指令を出すこの繰り返しが脳を育てるのだそうです。

小さなお子さんと、日々お過ごしの方は気付いていらっしゃるでしょうが、この時期は「なんでも触る!」「触るのが大好き!」です。

インフルエンザやノロウィルスなど「あああ心配。」と思う横で、今日も熱心に「触って」、手の感触を鍛える子ども達。

たくさんの情報をキャッチして、脳を育てている時期なのでしょうね。

人気1はやはり「砂」や「砂利」でしょうか。昨年末はお店に置いてあるクリスマスツリーの、シャラシャラしたモールや雪に見立てた綿を、熱心に触っているお子さんを見かけました。

先日、1歳半のお子さんの活動のため作ったのが、この「手作り感覚ブック」です。

画用紙に様々な手触りのものを貼り、穴あけしてリングでつなぎました。これなら飽きた時に入れ替えも簡単です。

穴あけパンチの箇所は、シールで補強しました。

手作り触覚ブック

<用意する物>画用紙、リング、セロテープ、木工ボンド  色紙、スパンコール、スパンテープ、マジックテープ(粘着テープ付)、輪ゴム、毛糸、 

「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


ビヨンビヨンを作って貼ってみました。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

セロテープを長く貼り、途中にスパンコールを入れて。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


スパンテープ、ボンドで貼りました。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


見えにくいですが、マジックテープ。これは大人気でした。





「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て


輪ゴムをセロテープで貼って、一部引っ張れるように。

「手作り触覚ブックで、いろいろ触っちゃおう」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

毛糸をボンドで貼ったら、何度もなぞってくれました。





まだまだアイディアがありそうですよね。

「触る」敏感期には、簡単で楽しい活動です!

さくら

「嗅覚を鍛える、手作りのおもちゃ」

こんにちは、さくらです。ここのところ暑い日が続きますね!

前回、「数える」ことに興味を持ち始めたお子さんに、という内容で「サイコロの遊び」を紹介しました。今回は「においを嗅ぐ」ことに興味を持ち始めたお子さんに、という内容です。

さくらのブログでは、生まれてから6歳くらいまでの間に、次々と現れる「敏感期」の流れに沿わず、家庭でできるものをランダムに書かせて頂いています。

・・・と、言いますのも、子どもによって敏感期の現れ方にも差がありますし、モンテッソーリ教育をご存知ない方でも、「一緒に遊ぶ」中で、何かお子さんの成長を援助できることをしてみたいな、と思っている方に、拾い読みをして頂ければ嬉しいな、と思っているからです。

毎日の子育ての中で、「これをやれば、こうなるはず」という方程式は存在しない!と思うので、一緒にああかな?こうかな?と考えて行きたいのです。

におい当てクイズ

<嗅覚のはなし>

さて、本題です。ひとくちに「嗅覚」と言って、どんなことを想像されますか?

「におい」は、人間の持つ感覚器の中で、もっとも本能に近いと言われています。感覚器つまり鼻から感じて、本能をつかさどる脳の一部分へと情報を送ります。

例えば、食品が腐ってないかな?という時、まず鼻に近づけるでしょう。それは食べて危険がないか確認しているのです。

また血液のにおいなどに敏感なのもそのためです。

「嗅覚」はこのように本能に結びついているため、赤ちゃんでもかなり成長した状態で生まれてきます。こんな興味深い話があります。

生まれて5日くらいの赤ちゃんの両サイドに、お母さんの母乳を含ませたパッドと他人のパッドを置くと、お母さんの方に反応するという観察がありま す。この結果は、生後1ヶ月の赤ちゃんになると、さらに精度が高くなるのだそうです。(「香りの謎」・鳥居鎮夫著・フレグランスジャーナル社)

またお母さんの方でも、赤ちゃんのうなじのにおいを察知すると、母乳の出がよくなるという反応が見られるそうです。

子どもを観察して、なにかと「においを嗅いでいるな」と感じたら、ぜひ嗅覚をもっともっと鍛えて、感覚を豊かにしていきましょう!

<におい当てクイズ>

モンテッソーリ教育の教具に「嗅覚筒」というものが配置されています。

これを家でできないかな?というのが、今日のおもちゃです。

紙コップを6個用意して、底に竹串で穴を開けます。

においのする物(乾燥してにおいのわかりやすい食品など)を、2個ずつ3種類入れます。

「嗅覚を鍛える、手作りのおもちゃ」  コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て「嗅覚を鍛える、手作りのおもちゃ」  コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

ラップでフタをしたら、輪ゴムで止めます。同じものを分けて、2つのグループができるように色や輪ゴムで区別します。

2つのグループに分けたら、コップを逆さにします。


1つ目のグループからコップを1つ取り、においをかぎます。

「同じにおいを探しましょうね」と声をかけて、2つ目のグループから1つずつコップをとって、比較するコップをにおいを嗅ぎ比べます。

同じものがあったら、ペアにしておきます。

3種のペアができたら、紙コップを返して中身を確認します。

「全部、同じになったね!」「もう一度やってみる?」と声をかけて今度は子どもにやらせてみましょう。

においの種類は増やすことができるので、上手に嗅ぎ分けられたら、複雑にしていきましょう。

中身のおすすめインスタントコーヒー、乾燥バジル、紅茶バッグ、ハーブ(ポプリ)、ドライフルーツなど。

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子ども達をよく観察すると、本当に「におい」に関しては特に敏感だな、と思うことがよくあります。

同じ帽子が姉妹の「どっちのかな~?」、においで分ける。

「ただいま~、今日のごはんは○○だね。」見てないのに100%当たり!

ボトルは同じなのに、違う種類に詰め替えると「シャンプー変わったね。」

手のにおいを嗅いで、「ちょっと汚れていそうだな~」汚れてるってば!

抱きついてきて、「ママのにおい!」キャンプから帰宅後などは毎回のこと。

ぜひぜひ、今週も、誰かの、ちょっとの、お役に立てますように。

*オマケ*

暑い時には、ペパーミントやローズマリーなど、すっきりする香りを上手に生活に取り入れましょう。暑さでぼーっとしている時、頭に体に清涼感をもたらしてくれます。

精油を使う場合は必ず書いてある通りに薄めて、お部屋に香らせたり、おしぼりにたらして冷蔵庫で冷やしたりするのがおすすめです。疲れているなら、お湯の張ったボールにたらして、手足をつけるのも気持ちが良いですよ。

夏バテしないように頑張りましょう!

さくら

「手と指フル稼働、オープンサンド作り」

 とても楽しいワークショップを、おこなってきました!

未就園のお子さん達が4名集まって、「火も包丁も使わないクッキング」です。

材料は、スライスチーズ、ハム、マヨネーズ、サンドウィッチ用パンだけ。

さあ、作りますよ!よく見てね!目で覚えてね!

パンにスプーンでマヨネーズを塗ります。

スライスチーズとハムを、好きなクッキー型で抜きます。

パンにのせて、楊枝を刺します。

そう、たったこれだけの作業でした。でも、「これだけ」がミソ。

横にいるママ達が、手や口を出してはいけません。出さなくても出来る内容だからです。

子ども達は、自由にクッキー型を選んで、パンの上でアートを繰り広げます。

2~3歳のお子さん達が、ぐぐっと集中すること約40分、まるで夢から覚めたみたいに・・・「できたああああ!」

もちろん試食タイムは、大喜びでたくさん食べてくれました。

ママ達は、おしゃべりタイムを楽しみながら、

「手や口を出さないことって難しいんですね。」

「つい、何かアドバイスしたくなっちゃう。」

「こんなに集中して遊ぶことは、あまり無いです。」

と、色々な感想をお話して下さいました。

ちょっとしたクッキングですが、子どもには最適の教材だったようで、手や指をたくさん動かして

楽しく活動していました。

ご自宅でも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。

さくら

「手と指フル稼働、オープンサンド作り」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て



「新学期ときれいなハンカチ」

 いよいよ新学期。新しい環境に入る子ども達、新しい環境をサポートする親達にとって、4月は何かと落ち着かない時期です。

「新学期ときれいなハンカチ」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

特に新入学の第1子を育児中の方、子どもが新しい環境で馴染めるかな?お友達はできたかな?勉強に付いていけるかな?

色々と心配事が多いと思います。心中お察しします! ですが

この時期、親が「さぁ、新入学よ!」と旗振って、鉢巻しめて、子どもをあおるのは避けるようにしたいものです。

子ども自身、新しい環境で「楽しいよ!」と言っていても、毎日気を張って疲れているはずです。

ようやく安全地帯の自宅に着いたと思ったら、「今日は何したの?」「お友達できたの?」「宿題は?」「お知らせは?」と、親がテンションを上げて質問攻めにしてしまったら。さて、子どもの気持ち、どうかしら?

毎度のことながら、私さくらが自戒を込めて言うならば私が新入生なら、こう感じるでしょう。

家に着いて「ただいま!」少しほっとしながら言う、ママがにっこりして「今日も楽しかったのね、良かったわ。」と抱きしめてくれる、そうすれば疲れや不安も、飛んで行くと思うのです。

巣立つ我が子から、目は離れます。でも心はいつも離さずに。

さてさて、では、手の筋肉を使う活動をご紹介します。

今回は、学校に持っていくハンカチを、子どもが自分で洗ってみましょうか。

洗たく

お風呂に入る時、ミニ洗たく板、固形石鹸、ハンカチを持っていきます。

洗面器に水をためて、洗たく板を斜めに置きます。

ハンカチを洗たく板の上に広げたら、お水を掛けて濡らします。

固形石鹸を利き手に持ち、手前から奥へハンカチの上を2~3回こすります。

ハンカチの手前を利き手と逆の手で押さえ、利き手でハンカチの奥側をつかみ、手前に持ち上げたら、洗たく板で擦るように奥へしごきます。

ハンカチを逆さまにして、逆側も同じようにしごきます。

洗たく板をどかして、ハンカチを洗面器の水に浸し、石鹸分を浮かせます。

洗面器からハンカチを出して絞り、水を入れ替えます。これを何回か繰り返し、完全にすすぎます。

出来上がったら、お風呂からあがった後に、干しにいきましょう。両手ではさんでパンパン叩くと、シワが伸びますよ。

自分で洗ったきれいなハンカチをポケットに入れて、楽しい学校生活を過ごせますように。

さくら

「心のともしび<2>~ママは上機嫌!」

 育児でちょっと疲れた時に、励ましてくれた言葉や、導いてくれた言葉を、お気に入りの本の中から紹介します。

「子どもを伸ばす 家族力」 斎藤孝著 マガジンハウス ~からのともしび

ママは、基本的に「上機嫌」が上手・・・・・・、

「上機嫌は、習得するワザの1つだ」と、他の著作でも書いている著者は、このように分析しています。

上機嫌で溢れた家庭に育つ子どもは、家が安心できる温かい場所になるので、外でたくさん頑張れる、そして社会に出た時にも、仕事で人と接する時、必ず上機嫌が役に立つというのです。

「母親は、カーッとする時もあるけれど、愛情と感情が豊かゆえ、喋ったり笑ったりして、その場の雰囲気を変える力がある」とのこと、確かにそんな気がします。

「心のともしび<2>~ママは上機嫌!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て

そうそう、こんなテレビを見たことがあります。

テレビの偽番組のために呼ばれた、知らない同士の男性3人が1つの部屋に待たされます。

隣の部屋では、知らない同士の女性3人が1つの部屋に待たされます。

男性陣は、1時間待たされても会話が始まりません。

女性陣は、すぐにお喋りを始め、1時間後には大笑い、まるで知り合いのようになっているのです。

これは、コミュニケーション力の男女差を調べる企画だったのですが、

なるほど、なるほど。

こんな記述もあります。社会人類学者が言うには、世界中の家族の形態を調べても、家族は決まった形を持たないそうで、家の広さ、収入のあるなしよりも、良いコミュニケーションがあれば、家族は居心地の良い家だと感じる・・・。

たまには家事を手抜きして、多少は家の中が散らかっていても、お喋りの絶えない上機嫌なママが、家族を上手に盛り上げる、なかなか素敵な提案です。

ちょっとサザエさんをイメージしちゃいました。

時々、鏡を見て、けわしい顔をしていたら、少し努力して、自分で上機嫌を取り戻したいな、そんな気持ちになりました。

「暑さ寒さも彼岸まで」、本当に昔の人はすごいな~と感心しながら、お彼岸の大雨の中で。

さくら

「心のともしび<2>~ママは上機嫌!」 コドモンテ モンテッソーリ 食育 子育て