2021年9月3日金曜日

「楊枝落としで、指先を使ってみましょう」

こんにちは。今日は寒い一日となりました。我が家も珍しく子どもたちが風邪気味です。

「楊枝落としで、指先を使ってみましょう」コドモンテ,モンテッソーリ,遊び

今回ご紹介するのは、「楊枝落とし」の遊びです。指先で、小さい物をつまんだり、扉のつまみをつまもうとしていたり、そんな姿を見かけたら、ぜひトライしてみて下さい。

活動する時には、始める前に必ず楊枝の先端を子どもに示し、とがっている部分を意識させてから、安全な楊枝の持ち方を実際にやって見せます。また、持って歩いたり、人に向けたりしないように注意を促しましょう。

楊枝落とし

楊枝入れや、写真のような容器(これはソースなどを入れるプラスティックの容器です。)を準備して、子どもの前に置きます。

楊枝の先端に注意するようわかりやすく話します。

「楊枝落としで、指先を使ってみましょう」コドモンテ,モンテッソーリ,遊び「やってみるから見ていてね。」と言って、楊枝を一本持ち、ゆっくりと穴から楊枝をポトリと落します。

「うまく入ったね。やってみる?」と聞いて、やってみる!と意欲を見せたら、子どもに活動させます。

全部入ったら、もう一度最初からやってみるかを聞いてみます。


楊枝では、まだ少し危ないな、または難しいな、と思う時期には、胡桃を粉ミルクの空き缶に一つずつ落とす、大豆をペットボトルに一つずつ落とすなどの活動も楽しむことができます。

はじめにお手本を見せる時には、普段のスピードの5倍くらいのゆっくりとした動きで、手と指の使い方を見せてあげて下さいね。

楊枝落としが上手にできるようになったら、ビーズにテグスを通したり、針と糸を使って縫ったり、ミニトングで物をつまんだり、やがてお箸使いなどに、スムーズに移行し、きっと上手にできるようになると思います!

脳を育てるためにも、指先の筋肉をどんどん使って鍛えましょう!

さくら

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