初めて「折り紙」をやる前に、ぜひやってみたいのが、この活動です。
私の子育ては、とっくにこの時期を越えてしまいましたが、2歳のお子さんのために、久しぶりに準備してみました。
写真のように、白いガーゼのハンカチに、黒い手縫い用の糸でステッチを入れたものです。
それぞれ、上側は斜めの×、下側は縦横の+になっていて、2種類の折り方ができます。
折り紙では、端がずれると失敗した折り目が付いてしまいます。
それはそれで、独創的な作品になるのですが、このハンカチなら気が済むまで、何度でも練習ができます。
その時、私が気を付けている点は、
☆最初に手本をやってみせる。それもゆっくり、普段の8倍くらいゆっくりと。
☆折る前に、折り目になる「ステッチ」を、利き手の人さし指でなぞる。
☆端と端を合わせたら、利き手の人さし指と中指の2本で、折り目をゆっくりとなぞる。
☆×か+に合わせて、2回折ったら「できたね」と、仕上がった形をよく見せる。
これだけの事ですが、2歳くらいのお子さんは、とても嬉しそうに何度もやってみます。
折った後になぞる時、「アイロンかけようね」というと、張り切って折り目をなぞりますが、
実は折り紙に変わった時に、ここが重要なポイントになってきます。
ハンカチが上手にできたら、ステッチのないハンカチやミニタオルで試してみましょう。
そうすれば、初めて折り紙を手にしても、「折る」のがとても上手にできるはずです。
折り紙は、たった15㎝四方の紙なのに、無限の可能性を秘めていて、素晴らしい玩具だと思います。
余りを裏側に折り込むような工程が不要で、誰にでも簡単で、ハサミを使わず、しかも姿の美しい作品に出会うと、
ため息が出るほど感心してしまいます。
「鶴」や「菊」などは、本当に究極の形ですよね。
新しい作品をご存じの方があれば、ぜひ教えて下さい!
さくら
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