こんにちは、さくらです。
今日は、1歳前後のお子さんを、対象にした活動をご紹介します。
この時期の子ども達は、毎日がチャレンジと習得の繰り返し。よく観察してみると、本当に色々な動きをしています。
モンテッソーリ教育では、「動詞ひとつで表現できる動作」と説明されますが、「基本になる動作」を、自ら見つけてチャレンジする子どもって、本当に素晴らしいですね。
体全体の動き、腕や足の動き、手や手首の動き、指の動き、分けて観察すると、子どもが今、どんな動きを習得しようとしているかが、よく分かります。
物を「落とす」、紙を「つかむ」、壁を「たたく」、ママの肌を「さする」、棒を「持つ」、ガラガラを「振る」、ティッシュを「引っ張る」、ソファを「押す」、などなど・・・たくさんの動きにチャレンジできるよう、環境を整えてあげると、楽しみながら活動できると思います。
筋肉を上手に動かすことは、「筋肉と脳と五感」の相互連絡が上手に行われている証拠です。
脳を鍛えるためにも、体のあらゆる筋肉を、繰り返し使えると良いですね。
*「落とす」と「押しこむ」*
さて、この活動はごく単純なものです。でも、机から物を落としたり、何かをつかむけれど、まだ上手く手離せない小さなお子さんには、とても楽しい活動だと思います。
1.「落とす」
デキャンタ用の瓶とピンポン玉を用意します。
子どもに「ピンポン玉を落とすから見ていてね」と言って、ゆっくりと瓶の口から落とします。
全部入れたら、「やってみる?」と聞いてみましょう。
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2.「押しこむ」
コーヒーの缶の蓋(プラスティック)に切り込みを入れた物と、ピンポン玉を用意します。
ピンポン玉が、少し抵抗を受けながら、押しこめる切り口にするのがポイントです。
缶の内側が危ない時は、テープでカバーし、蓋の切り口も爪切りで丸くします。
1と同様の声掛けで、子どもに誘いかけましょう。
押し込む時に、手のひらでぐっと押し込むと、ピンポン玉が消えるように入ります。
さくら
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